もしあなたの目の前に頬杖をしている人がいたらどう思うでしょうか。
こちらは真剣に話をしているのに、頬杖をしながら聞いている人。
考え事をしていたり、退屈そうにしていたり、マナーが悪い人だと感じてしまうこともあるでしょう。
今回は、頬杖をつく人の心理についてご紹介します。
1.退屈な時
頬杖をついている人を見るとあまり良い気持ちにはなりませんよね。
それもそのはず、相手は頬杖をついて、自分は退屈だと表している行動でもあります。
これは無意識で頬杖をしてしまう人が多いのですが、頬杖をしている人はどこか上の空で、頭の中では退屈だなと感じてしまっていることが多いのです。
マナーの悪い人はわざと頬杖をついて、自分はあなたの話に興味ありませんとアピールしてくることもあります。
しかし、相手にあまりいい印象を与えないため、大切な場面では頬杖をしない方が良いでしょう。
2.考え事をしている
頬杖は、頬を支えているのでとても考え事がしやすい姿勢です。
目の前の人が頬杖をして、視線が定まっていないときは大抵なにか考え事をしています。
また、イラストや画像でも考え事をしている人は頬をついているものが多いです。
有名な「考える人の像」も、顔を手で支えています。
顔を手で支えるのは、考え事をしやすい姿勢です。
目の前にいる人が頬杖をして、目線が上を向いている場合、話しかけても相手はほとんど頭に入っていません。
その場合は、きちんとこちらに注意を引くようにしないといけません。
3.疲れている
人の頭はなかなかの重量を誇ります。
人間の体重の8%が頭の重さです。
よく、ボーリングの玉と同じぐらいと言われていますね。
なので、とても疲れているときは頭の重さがずしんとくるので、頬杖をすると、とても楽になります。
実際に頬杖をしながら疲れた表情をしている人が多くいます。
そのまま目をつむって眠ってしまうこともあります。
なので、そういう人を見かけたら、日頃の疲れを察知してあげることも大切ですね。
4.頬杖するのが癖
頭を支えると楽になりますし、普段から頬杖を多用している人もいます。
退屈な時や考え事をしている人がよく使う頬杖ですが、頬杖すること自体が癖になってしまっている人がいるのです。
癖になっている人は、誰もいないときにもずっと頬杖をしています。
しかし、頬杖は相手に悪い印象を与えることもありますし、実際肘をついているので、マナーが悪い人だと思われることもあります。
癖になっている人は、今まで誰にも注意されなかった可能性があります。
行儀を良くしないといけない場面では、やさしく注意することも必要でしょう。
5.目の前の人に心を許している
頬杖のほとんどは無意識にしてしまう行動です。
なので、目の前の相手に緊張していたり、心を開いていないと、無意識な行動というのはなかなかしにくい状況になります。
特に異性同士の場合、頬杖しながら話を聞くのはマナーが悪いと思われてしまいます。
なので、本来ならきちんとした姿勢で聞きますが、相手に心を許している場合、気兼ねなく頬杖をしてしまいます。
相手に対して警戒心を抱いていると、どうしても頬杖をしにくくなってしまいます。
ネガティブなイメージが多い頬杖ですが、こういう場合はあまり注意しない方が良いでしょう。
6.不信感を表している
相手の態度に腹を立て、不満を表現するために頬杖をすることがあります。
真剣に話している人にとって、頬杖されたら気分がいいものではありません。
なので、相手に対して無意識に、または意図的に不信感を表しているという事が考えられます。
そもそも、相手に対して不満がある場合、相手の話なんて最初から聞く気がありません。
そういう場合、この相手にはマナーの悪い態度をとってもいいと、考えている可能性があります。
7.寂しいと思っている
顔に手をふれる行為は、心理的にも寂しい時に表れます。
髪を触ったり、口元に手を当てたりする行為は、寂しい気持ちを表しています。
頬杖をする人も実はその寂しさが隠れている場合があります。
誰かに構ってもらいたいとき、相手をしてもらいたいときに頬杖をついてしまいます。
ある意味自己アピールの一種と言えるでしょう。
頭の中では、誰かに相手してもらいたいと思っているので、声をかけてあげると、喜ばれます。
今回は頬杖をする人の心理についてご紹介しました。
頬杖は、退屈な時にしていたり、考え事をしていたり、寂しいと思っていたり、奥が深いですね。
しかし、頬杖は、誰も見ていないときはいいですが、みんなのいる前では、マナーが悪い人だと思われたり、真剣に話を聞いていない人だなと思われてしまいます。
それは、大抵無意識に行っていたり、癖になってしまっているので、自分の行動に注視してみてください。
また、頬杖は悩みや不満を抱えていることも多いので、周りの人も気にかけてあげてください。