最近の日本は天涯孤独な人が増えていて、この先も増えていく傾向です。
天涯孤独な人には幾つかの特徴があり、その特徴が理由になる場合もあります。
そこで、天涯孤独な人の特徴について紹介します。
1.仕事一筋
仕事一筋の生き方をすると天涯孤独になる可能性が高く、典型的な特徴と言えます。
特に、女性が仕事一筋になると若い頃はキャリアウーマンとして輝きますが、婚期を逃し家族ができないため親族がいなくなると天涯孤独になります。
男性も結婚適齢期に仕事一筋になると、家族を持つことがネックになり、独身のまま歳を重ねる傾向があります。
最近の日本は天涯孤独な人が増えていますが、原因は色々考えられます。
一つは核家族化が進んでいる点で、次に親戚付き合いが薄くなっている、そして仕事一筋で生きる人が増えているなどです。
この先も天涯孤独な人が増える理由は、結婚をしない人が増えているからで、未婚は天涯孤独になる可能性が高くなります。
また、離婚率も高くなっていて子供がいないと天涯孤独になります。
離婚率が高くなっているのは、女性が一人でも生きていける社会になりつつあるからで、いい傾向でもあり天涯孤独を考えると悪い傾向でもあります。
2.若い頃は自由主義
天涯孤独な人は、自分の生き方が原因になるタイプと運命的な原因の場合があります。
運命的な原因は、親族がいなくなるという防ぎようのないもので、自分の生き方が原因の場合は若い頃自由主義だったことが考えられます。
天涯孤独な人を見ると若い頃自由な生き方をしているケースが多く、高齢になってから後悔している人もいます。
自由な生き方は、結婚をしていても家族を考えない行動をするため、家族自体が自分から離れていく場合があります。
その為、子供がいても親として見られない関係になり、天涯孤独な人になるケースがあります。
天涯孤独な人に原因を聞いて自分が悪いと答える場合は、若い頃自由主義な生き方をしていた人の可能性が大です。
3.感謝をしない生き方をした
運命的な原因で天涯孤独になった人は例外ですが、自分が原因で天涯孤独な人は感謝をしない生き方をしたという特徴があります。
感謝をする気持ちがあると、人に対し優しさや思いやりが生まれるため、人間関係の輪が広がります。
人間関係の輪が広がると仲間が増え、親族がいなくなっても自分を心配してくれる人が必ずいます。
親族が一人もいないと天涯孤独と言われますが、自分を心配してくれる人がいれば天涯孤独ではありません。
その為、感謝をしながら生きることが大切という教えがあるのは、天涯孤独にならないためとも言えます。
4.現実逃避するタイプ
現実逃避するタイプは、天涯孤独になる可能性が高く特徴の一つです。
嫌なことがあったり責任を負うことがあった場合、現実逃避するタイプは最終的に天涯孤独な人になりがちです。
自分から逃げると残された人は苦労するため、逃げた人に対し悪い感情のみが残ります。
例えば、父親が失踪した影響で母親が苦労して子供も辛い経験をすると、子供が大人になっても父親を慕うことはありません。
自分を育てないで逃げたという気持ちは一生心に残るため、現実逃避するタイプの人が本当に逃げた場合は、天涯孤独な人になります。
現実が大変でも逃げないで過ごし、満足いくことを周りにしてあげなくても、天涯孤独な人になる可能性は低いです。
5.嘘つき
嘘つきは信頼を失い自分の居場所も失うため、天涯孤独な人になるリスクが高いです。
嘘をつくと人を騙すことになり、内容によっては同じ場所に戻れなくなってしまいます。
それを繰り返すと色々な場所を転々とするため、最終的に天涯孤独な人になります。
また、同じ場所にいても嘘つきは人が近づかなくなるので、孤独になりやすくそれでも嘘つきを改善しないと天涯孤独な人になってしまいます。
若い頃は、嘘をついても新たな出会いがあり孤独になりませんが、歳を重ねると出会いが減っていくので、出会いがある時にその出会いを大切にするということが大切です。
6.一匹狼
世の中には一匹狼的な考えの強い人がいて、こういったタイプは自ら天涯孤独な人になっていきます。
人と付き合うことが嫌いだと一人で行動をするため、歳を重ねても仲間は増えていきません。
親族に対しては一匹狼的な行動はしないものの、いなくなると一人になってしまい天涯孤独な人になります。
若い頃は一匹狼的な考えが強くても、なるべく早い段階で人との繋がりを大切にして、人間関係を広くしていくと困った時助けてもらえたり、身内がいなくなっても天涯孤独な人になるのを回避できます。
天涯孤独な人の特徴は、生まれながら親族が少ない人は特徴というよりも運命で当事者に非はありません。
ただ、自分が原因で天涯孤独な人になった場合は、孤独になる生き方をしているという特徴があります。
天涯孤独な人にならない生き方は、出会いを大切にして今いる人に思いやりを持つことです。