好きな人ができたものの、どんな風にアプローチして良いかわからない。
それほど恋愛経験がなかったり、久しぶりなら迷っても当然ですね。
いくつかの方法を提案してみます。
【特徴・方法】
1.最低条件を整える
まずは、メールかLINEの交換を済ませる、好きな人はいるかと聞く(いると言われたら一旦はあきらめましょう)、この2点は押さえます。
SNSは難しいところで、公開やり取りを続けると「共通の友人が多い友人」になりやすいので、アカウントを知らないなら聞かないのが吉です。
すでにSNSで交流があるならダイレクトメッセージを送ります(無理やり考えたもので良いので、楽しい相談ごとなどの内容がいいでしょう)。
さらに、「おおよそ」でいいので住んでいる地域や勤務地、休日がいつかなどを聞いておきます。
または友人などを通して知っておきます。
チャンスのない相手にアプローチしても、時間やエネルギーのムダになってしまうので、まずこうしたところを押さえます。
またこのように聞くこと自体がちょっとしたアプローチになっています。
2.食事に誘う
いかにも定番のアプローチですが、やはり効くのがこれです。
第三者のいる食事ではなく、二人きりでの食事に誘うのです。
カウンター席がないようなお店では、一人で入りづらいのも当然で、誘うことも自然です。
日時と待ち合わせ場所を相談して、好み・苦手なものなども言い合った上でレストランを決定。
年齢層などにもよりますが、ディナー一名1、500円~2、500円程度で食べられる店だと、雰囲気もよく、席などもゆったりしていることが多いですね。
ドレスコード等のイメージとしては、「ジーンズでも入れる店としては高い」ぐらいが良いですね。
混みすぎている、何らかの事情で営業していないなどのケースも考え、第二候補まで押さえておけばバッチリです。
このあたりは、相手が男性の場合、「それだったら俺も行きたい店があって…」とか途中で主導権を握ってくることも多いでしょうから、そうなったらお任せします。
3.「次の機会」を必ず約束する
友人・知り合いなどの場合、食事をしても、特に「次」というものは考えませんよね。
ここで「次」を約束するのがキーポイントです。
「次」は、また食事でもいいですし、食事中に「あのイベントに行ってみたいんだけど、一人で行くのはちょっと…一緒に行くとかできるかな?」などとしましょう。
もし緊張してしまい、食事中に「次」を約束できず帰宅してしまった場合でも、メールやLINEでその日のうち~最低でも翌日中には「次」を相談します。
これができないとちょっと厳しいですよ。
4.流れで二人きりになった場合は、その状況を活かして食事
3人以上で遊びに行った帰りなど、流れで二人きりになってしまうことがありえますね。
そうしたら、もちろんチャンスです。
カフェやレストランに誘ってみましょう。
「待ち合わせての食事」のようなドキドキ感はお互いないかもしれませんが、自然な会話を楽しめるでしょう。
この場合「”次”はどこにするか」という表現は不自然なので、「”今度”またどこかで食事してみたいなあ」のように持ちかけ、「2」の感じから進めましょう。
5.水族館などに誘う
一人で行きづらい場所としては、水族館や美術館、博物館などが挙げられます。
食事のステップを踏んだ後にも好適ですし、食事をしていない状況でこれらに誘ってもそうおかしくないですよ。
「水族館」がオススメなのは、おしゃべりがしやすく、堅苦しくもなく、かつムードがある点です。
順路があるため、どう行動していいか迷うこともないですし、沈黙にもなりにくいです。
昼間が好都合なら「植物園」も悪くありません。
また、臨時で行われる「○○展」のようなものもオススメですね。
「遊園地」などは、ある程度関係が深まっていないと唐突感があります。
せめて3回ぐらいはデートっぽいことをしていないと不自然ですね。
有料の公園なども良いものですが、友人からの進展狙いであるなど、「話が途切れない関係」なのが前提です。
沈黙してしまったり、どこをどう歩いていいか分からなくなったりしたら逆効果。
雨天時どうするのかも考える必要があります。
6.映画・ライブは微妙
まず「映画館デート」は、かなり関係が進展していない限りは、避けたいです。
好みが合うかは見終わるまで分かりませんし、何しろ2時間ほど無言でいなくてはならないのです。
繰り返しますが、「2時間無言」ですよ。
ただし、シリーズ物の新作映画などで二人とも大ファンであるなら、映画+食事などのスタイルから入ってもOKです。
ライブの場合でも、あなたが一方的に盛り上がり、相手が置いてきぼりというのではどうにも雰囲気が出ませんし、逆でも困りますね。
また、やはりお話ができないのが問題点です。
「食事」あるいは「散歩」しながらの会話と比べてみると、NGなお誘いスポットが分かってきます。
たまたま行きたいからと直ぐ誘うのではなく、一旦考えましょう。
自分が行きたいだけなら、友人と…の方がいいケースもあります。
7.プチ・プレゼントからのアプローチ
気になる相手に、ちょっとしたプレゼントをしてみるアプローチも有効です。
「特別感」がありつつ、「重すぎない」ものが良いですね。
お菓子作りが得意なら、手作りクッキーなども良いものです。
「わざわざ作った」となると「重さ」が出ますので、「ちょっと作りすぎちゃったんで…」な感じが良いですね。
その場で食べて終わりのような分量ではなく、もう少し多めが良いでしょう。
そこに「手紙を添える」といった漫画のような手法はちょっと滑り感が出ますね…。
そうではなく、「1」ですでに連絡先などが分かるわけですから、「味ってどうだった?」と当日中にメールで聞くとか、LINEで「作るのも好きなんだけど、外食も結構好きで…」といった流れを作り、食事などに持ちこんでいきます。
「渡して終わり」「渡した後は、ひたすら相手の反応待ち」ではNGです。
「”次”に繋がるか」をしっかり意識してプレゼントを渡すのがコツです。
アプローチは、「食事に誘う」を基本に考えます。
他の手法でも良いのですが、食事と比較して使えるかどうかを検討しましょう。
友人や知り合いでは特に意識しない「次の機会につなぐこと」をしっかり考えて行動するのが最重要ポイントです。
どこかのポイントで相手が主導気味になったと感じたら、それはもう完全にOKですから、嫌でなければ相手の提案に乗ってみましょう。