写真が苦手な人の心理的特徴5個

最終更新日:2018年6月11日

一緒に写真撮ろうよと誘うと、嫌な顔をしたり、頑なに拒否する人がいます。

このような人は、なぜ写真を撮られることを嫌っているのでしょうか。

今回は、写真が苦手な人の心理的特徴についてご説明します。

1.自分の容姿に自信がない

写真嫌いな人が写真に写りたくない理由で最もスタンダードなのが、自分の容姿に自信がない、自分の顔や体にコンプレックスを抱いているということです。

写真は半永久的に残ってしまうので、自分が写真に写っている姿を誰かに見られて、この人「カッコよくない、可愛くない」と思われることに恐怖を感じているのです。

周りの友達はみんなオシャレでスリムなのに、自分はぽっちゃりしているなどと考えてしまうと、写真に写るのが嫌だと考えるようになります。

自分の容姿に自信がないと、撮った写真を見るたびに自分に対して嫌悪感を抱き、憂鬱な気持ちになってしまいます。

また、自分の容姿に対してコンプレックスを抱いていないとしても、過去に比べて太ったり、痩せすぎたり、老けてしまったりして印象が変わってしまい、写真に写りたがらない人もいます。

2.自分の写真を晒されるのを恐れている

現在は、携帯やスマホで撮った写真のデータは、ネットを通じて簡単に不特定多数の人の目に晒されてしまいます。

今や写真を撮るということは、SNSやブログにアップすることが前提になっているので、写真を撮られたら晒されると考えるのが普通です。

ネットにアップされた画像データは、どんな使われ方をされるかわかりません。

写真から個人情報が流出したり、出会い系サイトのプロフィールなどで悪用されたり、あやしい健康食品サイトの使用者コメントとして画像を使われたり、写真から顔だけ切り取り、体を他のものに合成「コラージュ」されたりしてネット上で流布など、心配したらキリがありません。

もちろん必ずそうなるとは限りませんが、危機管理意識が強い人は、自分の写真がネットで悪用されたり、出回るのではないかと不安を抱きます。

3.鏡で見た自分と写真に写る自分の顔が違うように見える

鏡で自分を見た時は、表情とか、自分の容姿に納得がいくのに、カメラに写った自分に違和感を感じることがあります。

これには主に二つ理由があり、一つは鏡に写る自分と、写真に写る自分は、左右反転となっています。

人間の顔は、目、くちびるの形や大きさ、あごや、鼻、首などが微妙に違っており、左右対称になっている人はほとんどいません。

なので、普段鏡で見ている顔と、写真で写った顔が違うので、違和感を覚えるのです。

もう一つは、表情です。

鏡に映る自分は、自分しか見ている人がいないので、非常にリラックスしています。

しかし、カメラに写った自分を見てみると、顔がこわばっていたり、不自然な笑顔をしていたりする時があります。

そうすると、写真写りが悪いと感じ、ガッカリして写真に写りたくなくなります。

4.強いこだわりがある

自分に自信がない人は、写真に写りたがらないですが、逆に自分のことが大好きな人でも、人から写真を撮られることを嫌う人もいます。

ナルシストで、自分に自信があると、気に入った写真写りじゃないと満足しません。

服装だったり、メイクや髪形など、写真に写ることに強いこだわりがあると、不意に他人に写真を撮られるのをいやがります。

自意識過剰な人に多い特徴で、自分の容姿や見ために強いこだわりがあると、自分が納得がいく条件がそろわない状態で写真撮影されるのが我慢できません。

自分が魅力的に映らない写真なら、絶対に撮りたくないという心理が働いています。

5.写真を撮ることに意味を感じない

自分の容姿がどうこうとか、そういうこと以前に、写真というものに価値を感じていない人もいます。

修学旅行や遠足の時に、写真を撮られても、他の人ならそれを見て、楽しかったことや嬉しかったことを思い出しますが、写真を撮ることに価値を感じない人は、冷めていて、別にどうでもいいと思っています。

普段から写真を見返す習慣がなかったり、写真を撮られてこなかったりすると、写真を撮ることに価値を感じなくなります。

そういう人たちにとっては、写真をデータとしてもらったり、現像してもらったりしても、邪魔になるだけなので、迷惑だと考える人もいます。

また、プロの写真家が撮った美しい風景などは、意味があると感じても、素人同士で写った写真は何が良いのか全くわからないと思っている人もいるのです。

今回は、写真が苦手な人の心理的特徴についてご紹介しました。

写真が苦手な人の大半の理由が、容姿にこだわりがあり、写真に写った自分の姿を気にしてしまう人です。

自分のことを可愛い、好きだと思っている人ほど、SNSなどで写真をたくさんアップしているのを見ると、写真が嫌いな人は自分に自信がなくて撮りたくないというのがよくわかります。

写真を好きになるためには、本当に信頼できる人と一緒に撮ったり、自分がカメラで誰かを撮ったり、風景を写してカメラ好きになったり、コンプレックスを克服して自分を好きになることが大切です。