モラルが低い人の特徴。自己中心的で他人を利用する!

最終更新日:2017年11月4日

モラルが低いという言葉は、最近よく耳にするとでしょう。

モラルという言葉には「倫理」「道徳」等の意味があり、現代では、これが欠けている人との関わり方で悩んでいる人が大勢います。

ここでは、モラルが低い人の8つの特徴を紹介しています。

あなたの周りに、人をすぐに困らせるような人がいるのであれば当てはまっているかもしれません。

1.自分のために嘘をつく

モラルが低い人の一番の特徴と言ってもいいでしょう。

嘘といっても、人を楽しませる為に話を盛ることや笑わせるための嘘は相手の事を考えた上でのことなので含まれません。

自分が納得いかないときにあたかも上手くいったかのように相手に説明することや、悪いことを認めないことはモラルが低い人がつく嘘の代表例です。

このような嘘をつく心理としては、常に自分が有利な状況にいなくては気が済まないから目の前にいる人に認めてもらえればそれでいいと思っているのです。

ごまかすことで、どうにかなった経験があり、それを頼りに生きているのです。

目先のことしか考えることができないため、嘘がバレる可能性やそれにより他のことが上手くまわらなくなる可能性を理解していない、もしくは理解できません。

2.当日キャンセルが多い

仕事でも遊びでも同じですが、当日突然予定をキャンセルすることが多いのもモラルが低い人の特徴です。

前から予定していたことでも、その日気分が乗らないなどの理由でキャンセルしてしまいます。

これも、他人の気持ちを考えておらず、自分さえ良ければいいと思っているが故の行動です。

誰がどんなにその予定を大切に思っていたとしても、「連絡をちゃんとすれば相手もわかってくれる」などと自分の都合のいいような考えで突然予定をなくします。

しかし、自分に確実に必要な予定がある時はしっかり準備をするためキャンセルすることなく取り組むという特徴もあり、これらモラルが低い人を見分ける大きなポイントにもなります。

3.自分のペースで話を進める

モラルが低い人は、相手が理解しているかよりも、自分が話したいことを話せるかどうかが重要です。

周りの状況が全くわからないことを突然本題から始めたり指示語ばかりで具体的な言葉を挟むことのない会話をします。

相手が質問をしたとしても自分が話すことが優先な為、「それより」などといい、相手の質問はなかったことにしてしまうこともよくあります。

とにかく自分本意なので、自分が話しているときは自分が主役だと思っていて、相手が話しているときは自分が気になったことを流れお構いなしに聞くか、興味がないような素振りをしてしまいます。

4.気に入らない事に対して差別的

自分が指示を出す側になったときに、モラルが低い人は嫌いな人ややりたくないことに対して差別的な言動をとります。

それは、社会人に限ったことではなく学生でも後輩に対して起こることがよくあります。

「◯◯はダメだから」など、何か気に入らない物や人に対しては極端に冷たく接したり、自分が気に入っている人にあの人は使えないと言いふらしたりする傾向があります。

きちんとしたモラルがある人なら、気に入らないことがあったとしても一概にダメということはなく、改善策を考えるはずです。

5.他人を利用する

効率を考えた行動や、合理的な判断をした上での人を利用する行為は含まれませんが、自分が何かをしたいときに、自分よりそれから離れている人に物を頼んでしまう傾向があるのが、モラルが低い人です。

基本的に、自分が良ければいいと思っている為、相手がどんなに忙しくても、遠くにいても、その人に頼むと決めてしまったら実行してしまいます。

面倒くさがりと言い換えることもできるでしょう。

他人を利用することによって、その人が嫌な思いをすることや、損をすることはなんとも思っていないか、そこまで理解できていないのです。

その為、自分が同じ状況にたたされると22の項目であったように適当な理由をつけてキャンセルしてしまうことも多いのです。

6.どんな場面でもスマホをいじる

大切な話の最中や急ぎの仕事の途中でも片手にスマホを持ちメッセージアプリやSNSを開いてしまうのは、モラルが低いからこその行動です。

最近は端末の機能が充実していて、どんな場所でもたくさんの人と繋がることが可能です。

しかし、時と場合を考えてその機能を使わなくてはいけないということをモラルが低い人は理解していません。

自分が楽しいからしたいだけであって、その光景を見た他の人がどう思うかは考えていないのです。

それに対して注意を受けたとしても、本人は楽しいからしてしまうので、一向に改善されないのです。

モラルがある人ならば、注意を受けたら自分の行動を反省し、何度も繰り返すことはしません。

7.頻繁に噂話をする

噂話というのは、真実かそうでないかは関係なく、話題性があれば広まっていくものです。

その話題性に心を踊らされ、それが真実だという確証がなくても他人に話してしまうのは、モラルが低い人の特徴のひとつでしょう。

要するに、自分が話していて楽しければいいので、その噂されている人がどんな気持ちになるのかや、話している相手の反応は特に関係ありません。

モラルが低い人は、話題性で楽しくドキドキする気持ちになるということが一種の快感なので、その快感を味わいたくてたくさんの人に同じ噂話を持ちかけます。

それが広まり、嫌な思いをする人がいるかもしれないことは本人にとって全く関係がなく、楽しくなりたい欲求を抑えることができないから噂話をしてしまいます。

8.逆ギレをする

モラルが低い人は、注意を受けると逆上します。

これは、自分が中心だと言う心理が働く為です。

もし自分が間違えたことをしていたとしても、他の人がどうにかしてくれると思っていて、自分はやりたいようにやったのだからそれで終わったことになっているのです。

モラルが低い人は面倒なことはやりたくない傾向があり、終わったことについては言われたくないと考えています。

逆に、誉められた場合はそれを他人に自慢することもあります。

これも、結局は他人を嫌な気持ちにさせてしまうことを理解できていないから起こしてしまう行動です。

自慢する行為を自慢だとは思っていないのです。

このように、モラルが低い人は自分中心で物事を考えてしまうため、他人の気持ちについては全く関心がありません。

故に、モラルが低い人を正そうと思ったところで、話をまともに受けてくれることは滅多にありません。

そのような人となるべく関わらないようにしていくことで様々なリスクを回避することにも繋がっていくでしょう。

周りにモラルが低い人がいて困っている人がとる最も賢い選択は、関わらないことだといえるでしょう。