傷つきやすい人の特徴。些細なことをいつまでもひきずる!

最終更新日:2017年10月19日

世の中には鈍感な人がいる反面、些細なことで傷ついてしまう人もいます。

繊細な心の持ち主とも言えますが、考え方の癖が自分をより傷つきやすい方向へと向かわせてしまうこともあります。

そんな傷つきやすい人の特徴をご紹介していきます。

1.いつまでも気にしてしまう

相手の言動や行動など、些細なことがいつまでも頭から離れず、気にしてしまうことで傷ついてしまうことがあります。

自分も相手も人間であるため、日によって虫の居所が悪いときもあり、コミュニケーションの中で意図せぬ発言や誤解を招くような行動をとってしまうこともあります。

傷つきやすい人はこのような相手の行動ひとつをとって、それだけですべてを判断してしまうところがあり、また自分のせいでそうなってしまったのではと短絡的に結論づけてしまう場合もあります。

感受性の強さは相手の些細な変化などを感じ取ることができる強みでもありますが、心の痛みにも敏感になってしまうため傷つくことを恐れすぎたり人とのぶつかり合いを避けてしまい、人間関係が続かなくなってしまうことで余計に傷ついてしまうこともあります。

2.あきらめ癖がある

人は今までの経験をもとに自分自身を知り、繰り返すことで自分はこういう人間なんだという実感をより強固なものしていきます。

あきらめてしまう癖がついてしまう人の場合は、途中で挫折したり限界を感じてあきらめてしまうことでその経験から自分はやはり何もできない人間なのだという実感が募り、その思いを過去の経験が強固なものにしてしまいます。

それによって挫折感を感じることも多くなり、傷つきやすい性格になってしまう場合もあります。

しかし実際にはあきらめやすい人間だと自分が思い込んでいるだけで、成功していることもあるのにそのことに気づいていないケースもあります。

成功体験を積み重ねることと、成功のハードルを下げて、上手くいった場合には自分を褒めてあげることが大切です。

3.過去にトラウマを経験している

特定のシチュエーションで不安や恐怖心を感じたり、自分の意思とは関係なく心が傷ついてしまう場合はトラウマが関係しているケースもあります。

過去になんらかのトラウマを体験しており、その記憶が無意識のうちに呼び起こされていることで傷ついてしまいます。

トラウマを抱えている場合はその原因となる出来事が過去にあったはずですが、トラウマになるほど嫌な記憶は思い出さないように無意識の中で記憶にふたをしていることもあり、個人で原因を特定することは困難な場合やリスクを伴うことがあります。

頭では理解していても心が恐怖を感じているときや傷ついていると感じる場合には専門家に相談し、一緒に解決策を探していくことで自分を客観的に見つめるきっかけにもなります。

4.完璧主義者である

自分のやることへのハードルが高く、少しでも至らないことがあると不完全だと感じて傷ついてしまう、そのような完璧主義な人には劣等感を合わせ持っている人も多くいると言います。

事あるごとに他人と比較してしまい、自分に満足することができず、完璧に行うことが当たり前であると感じてしまうと満足できる機会が少なくなり、不満足に思うことが多くなります。

「どうして自分は出来ないんだ」と自分を責めることが増えれば必然的に傷つくことが多くなり、いつも傷ついていると感じてしまいます。

「となりの芝は青く見える」と言いますが、ときにはとなりの芝と自分の芝が違っていたとしても良いのだと自分を受け入れることも大切です。

傷つきやすい人の中には予期せぬことで相手に傷つけられてしまう前に、自分で自分を傷つけてしまう人もいます。

自罰感情が芽生えるとそれが当たり前のようになってしまい劣等感や自信の喪失を繰り返す悪循環のようになってしまう場合もあるので、自分の性格や傾向を自覚し自分に対する理解を深めていくことが大切です。