色々な性格の人がいますよね。
中には熱い性格の人も居て、頼り甲斐を感じたり、
または無駄に強気な言動に周囲が引いてしまう事もあったりします。
そんな人を「気を吐く人」と言いますが、その特徴はどんなものでしょうか。
もしかしたら自分もあの人も、気を吐く人なのかもしれませんよ。
1.気が短い
普段から強気な発言をする人っていますよね。
どうしても納得がいかない、引いてはいけない場で威勢よく発言するならば頼り甲斐すら感じられるのですが、
ただひたすら強気な態度と発言をしている人も居ます。
そうしたタイプの人は気が短いので、感情的になりがちです。
良く考えれば筋の通っている事でも、少し引っかかる事があると噛みつきます。
悪く言うと揚げ足をとっている状態ですね。
自分の感情のままに発言してしまうので、かなり頻繁に相手を威嚇するような発言をしてしまう所があります。
周囲の人と受け取り方が同じであれば問題はないのですが、
本人のみが解せないと感じている場合は、周囲の人は困惑してしまう事になりますね。
このようなタイプは、周りの空気を読んで周りの為に気を吐く事は稀で、基本的には自分の感情です。
そのため、周囲の人間からは面倒がられてしまう事も多くあります。
2.熱血な性格
気を吐く人に多いのが、熱い性格の「熱血タイプ」です。
常に全力、常にベストを尽くすという信念をもっているので、
意見を言う際にも無意識に勢い付いてしまいます。
相手を貶したり、傷つけたりする気はなく、単により良い状態にしたいが為の純粋な発言なのですが、
本人の熱い気持ちが前面に出てしまう為、
あまりに熱く威勢が有り過ぎる発言や思考の場合は周囲がついていけない事もあります。
反対に、ここぞと言う時にはほぼ確実に前に出て意見を発するので、頼りにされることも多いのがこのタイプです。
基本的に協調性も思いやりもあり、皆でやろうという気持ちが強いので、
気を吐くことが多くなりますが、あまり反感は持たれず「あの人は熱い人だよね」程度に、個性や性格として受け取られます。
3.リーダー気質
本人に自覚があるか無いかは別として、リーダー気質を持っているタイプです。
熱血な性格の人とも似ていますが、このタイプは自ら前に出ようとしない事も多く、
多数決や推薦でリーダーやまとめ役になることが多いタイプです。
こういったタイプの人は、どちらかと言うと常日頃から気を吐く訳でもなく、
どちらかと言うと物事に動じることなく冷静な判断をする事ができる性格です。
その場の状況や全体の雰囲気、流れを分析して、必要とあらば気を吐く事ができます。
チームを盛り上げたり、叱咤激励するために威勢のいい言葉を発したり、
意気盛んに見せるなど状況に合わせて頭脳的に行動します。
本来の性格は割りと大人しくても、必要な時に強気な言動で気を吐く事が出来るので、
周囲も一目置くことが多いのも特徴です。
4.言いたい事を我慢しがち
これまでとはまた違ったタイプで、普段は言いたいことが有っても口に出さずに我慢しがちな人も、
お酒に酔って気を吐くことが有ります。
言いたい事を我慢している人が皆、酔って気を吐く訳ではありませんが、
泣き上戸、笑い上戸が存在するのと同じように、気を吐く人もいます。
普段は波風が立たぬように、余計な事は言わない様にと我慢を重ね、
気遣いもできる大人な人間ですが、それだけに沢山の苦労や不満が溜ってしまいます。
お酒を飲んで気分が良くなったりして、心の内を一気に吐き出すように発散します。
翌日には覚えていない事の方が多いです。
酔うと強気になったり攻撃的になるので、お酒で人が変わる、といったタイプですね。
利己的か利他的かで、印象は変わる
気を吐く人に共通しているのは、「思いをしっかり伝えたい」という部分です。
その言い回しや伝え方が、普通の人より強くキツクなる傾向があります。
決して間違ったことばかり言っている訳でもないのも事実です。
要は、同じ気を吐く人でも個人の感情が剝き出しになっている場合と、
周囲の事も考えた場合とでは、周りの受け取り方も全く違ってきます。
強く自分の意見や考えを主張しなくてはならない事もあります。
もしもそんな時が来たら、周りの事も考えた上で気を吐くように出来ると良いですよね。