失敗したりうまくいかない時は自暴自棄になってしまいそうになる人もいることでしょう。
少しの失敗であればそんなこともないのですが、積み重なってしまったり、大きな物事で失敗してしまった時には、どうしていいかわからなくなってしまいますよね。
では、このような状況の人には、どのような特徴があるのでしょうか。
今回は、自暴自棄になる人の特徴を紹介していきます。
1.希望を失ってしまっている
自暴自棄になる人の特徴として、希望を失ってしまっているといえます。
普通であれば失敗してしまったとしても、次に頑張ろうと前向きに考えることが出来るものです。
大きな失敗であれば傷つくのは当然ではありますが、なんらかの未来を見据えることは出来るでしょう。
しかし、自暴自棄になってしまう人には、その未来を見ることができません。
もう自分には何もないと考えてしまい、未来に対する希望を失ってしまっているのです。
このような人に多いのは、失敗だけを見つめてしまっていることです。
どうにかすれば状況を打開できる未来はあるのですが、失敗に引きずられてしまっているので、解決策や自分のすべきことを見失っています。
このような状況ではどうすることもできず、何をしたらいいのかがわからないので、自暴自棄の状態になってしまいます。
2.後が無いと追い込まれている
自暴自棄になる人の特徴として、後が無いと追い込まれている場合がよくあります。
追い込まれている時には冷静な判断ができなかったり、自分がどうなっても構わないと考えることが多いので、自棄な行動に走りやすいのです。
普通の状態であれば、自分が大事なので危険な行動は行わなかったり、自分をダメにするような行動は避けるのですが、後がない人間は関係が無いのです。
このように追い込まれている人の心理として、先のことはどうでも良いと考えています。
今好きな事をやろうという判断になるので、例えば自暴自棄の例として多い酒に溺れる、なりふり構わず行動を起こす、などの判断につながっていきます。
このような自暴自棄は後がないと追い込まれているからであり、未来に良いことがないのであれば、今やりたい事をやってしまえと考えているのです。
3.目標がなくなってしまった
自暴自棄になる人の特徴として、目標がなくなってしまった人だといえます。
目標を持っている人はその目標に向かって突き進んでいることが多く、逆にいえばその目標以外の事柄は見えていない場合がよくあります。
そんな時に目標を失ってしまえば、その人は一体どうなってしまうでしょうか。
多くは進むべきを失ってしまい、自分はどのようにして生きていくべきかに迷ってしまいます。
このような時に起こりやすいのが自暴自棄で、突然目標を失ったことにより、自分の生き方を失ってしまいます。
これまで目標としてきたものの損失は非常に大きく、何をするにも気力がわかなかったり、時には考える能力ですらもほとんどなくなってしまうでしょう。
すると、欲求のままに行動することが増え、自分がどのような状況出るかも考えることをしなくなるので、自分などどうなってもいいと自暴自棄になってしまいます。
自暴自棄になる人の特徴として、大切なものを失ってしまった人だといえます。
これまでその大切なものを支えに生きてきた人にとっては、生きる希望を失ってしまっているのと同じだからです。
このような時には自暴自棄になりやすく、何のために生きているのかがわからなくなってしまいます。
すると、欲求のままに行動してしまったり、自分の思い通りにいかないからと暴れまわったりと、後先考えない、自暴自棄な人になってしまいます。