話が苦手な人が最も恐れることのひとつに、話が続かないというのがあります。
話題がなくなってしまったり、相手の言葉に対して上手に返すことができないと、気まずい沈黙が続いてしまうでしょう。
会話が弾み、話が尽きない人の特徴には、果たしてどんなものがあるのでしょうか。
今回は、話が尽きない人の特徴についてご紹介します。
1.話のネタを常に探している
話題が豊富で話が尽きない人は、意識して話のネタを探している人が多いです。
色んな所にアンテナを張っている人は、それだけで話のネタがどんどん増えていくことになります。
友達や恋人、仕事仲間など、誰かと会話することをイメージしている人は、何か面白いネタを見つけるたびに会話のネタのストックがたまっていきます。
そうすることで、話の引き出しが増えていき、自然と話のネタが増えて、話の尽きない人になっていくようになります。
2.記憶力がいい
色々な知識を吸収したり、話のネタを探したとしても、覚えていなければ会話に活用することはできません。
人と話したことや仕入れた情報を頭の中で整理し、まとめることができなければ、適切なタイミングで話のネタを披露することができません。
記憶力がなければ、話すことが思いつかないため、たびたび気まずい雰囲気が流れてしまうでしょう。
用意していた会話のストックも、使い果たしてしまえば話は尽きてしまいます。
できるだけ話すネタや情報を記憶しておくことが、話を続かせるためには必要になっていくのです。
3.その場にあるネタを利用することができる
事前に話す内容を整理したり、ネタを用意したとしても、短時間で全てを消化してしまうと、会話が続かなくなってしまいます。
相手の食いつきがイマイチだったり、上手く会話が広がらない場合、すぐに沈黙してしまうでしょう。
初対面の人と話す場合、無理に会話のネタを考えようとすると、パニックになってしまう恐れがあるため、その場にあるものをネタにできるかがカギを握ってきます。
相手の服装や髪形、持ち物についてなどを話題にすることができれば、話のネタとして大いに活用することができます。
目に入ったものを話のネタにするため、誰とでも会話が続きやすくなります。
相手に興味をもち、注視することで、会話が途切れることが少なくなります。
4.経験豊富
人生経験が豊富な人ほど、面白いエピソードをたくさん持っている可能性が高いでしょう。
例えば一つの職業しか経験していない人よりも、たくさんの職業を転々としている人の方が、話の内容も豊富で濃いものになっていきます。
趣味や特技もたくさん経験していれば、それだけ知識量を増やすことができます。
平凡な人生よりも、波乱万丈な人生を送ってきた人の話の方が面白いのと同じように、経験豊富な人からは、思いもよらないような面白い話題が飛び出してくることが多いでしょう。
色んな経験をすることで会話のスキルが磨かれ、話が尽きるのを上手く防ぐことができます。
5.社交的
社交的な人は話術に優れています。
人付き合いが上手なので、たくさんの人と交流を深め、話のネタもたくさん持っていますし、初対面の人にも気さくに話しかけることができるので、話すことがなくて沈黙してしまう場面が少なくなるでしょう。
相手に興味を持つことができなれば、何を話していいのかわからず、話を続けることはできません。
社交的な人は、他人の気持ちをくみ取ることが上手いので、相手が話して欲しい話題を考えることもできます。
6.頭の回転が速い
頭の回転が速いとは、その場の状況に応じて適切な対応ができるということです。
普通の人が「はい」や「いいえ」でしか答えられないようなことでも、頭の回転が速い人ならば、気の利いた一言を付け加えたり、話す内容に起承転結などのストーリーがあったり、人を惹きつける会話ができるのが特徴です。
些細な話題だったとしても、頭の回転が早い人ならば、話を大きく展開することができ、会話が面白くなります。
相手の会話についていけないと、話が尽きてしまう原因になります。
頭の切り替えが早いほど、相手の話に対して気の利いた言葉を返すことができます。
7.会話を楽しんでいる
話を尽きないようにするには、自分自身が積極的に会話に参加する必要があります。
誰かが盛り上げてくれるだろうというような受け身な姿勢では、話を続けようとする意欲もなくなってしまいます。
会話を楽しむことで自然と話のネタも増えていきますし、沈黙を避けるために、自分からコミュニケーションをスムーズにとるようになります。
会話を楽しんでいれば、話す内容もポジティブなものになり、周りの人も楽しい気分になるので、話が尽きることがなくなっていくのです。
話が尽きない人は、情報や知識が豊富な人がほとんどです。
普段からテレビを見たり、本を読んだり、自分が聞いたことや感じたことを人に話すことで、それが記憶のアウトプットになり、知識が定着するようになります。
人間社会では、人との会話は不可欠です。
会話を楽しみ、続かせることができれば、人間関係によるストレスも軽減されていくでしょう。