せっかくこちらが良かれと思って親切な対応をしてみても、何の反応も返ってこないような不義理な人っていますよね。
そんな人の特徴についてご紹介します。
1.親切にしてもらって当然な立場にいると思っている
仕事上では上司と部下というように上下関係というものがはっきりと分かるものですが、
例えばご近所さん同士のお付き合いだったら相手がどのくらいの年齢の方なのかは親しくなるまで分かりませんし、
外見で判断するしかありませんよね。
そういった場合お互いに丁寧に接する事が基本ですが、まれに自分よりも年下だったり、
仕事上での立場が下にいると分かった相手に対しては横柄な態度を取る人がいますね。
そんな人というのは、自分よりも年下だったり下の立場にいると思われる相手からどんなに親切にしてもらおうと、
そのことに対して感謝の気持ちを述べてみたり、お礼に何かしようといった気持ちを持たない事が多いです。
「自分の方が年上だから、親切にしてもらって当たり前」
「こちらの方が先輩なのだからあちらが優しくするのは当然」といった考え方を持っている為に、
相手がどんな気持ちで優しくしているのかといった事をあまり考えず、せっかくの良縁を無駄にしてしまう事もあるでしょう。
2.周りの人からかわいがられていると勘違いしている
グループの中で年下キャラを演じていたり、かわいいキャラで通しているような人というのは、
同じ友達同士であっても皆から構ってもらえる事が多いですよね。
例えば食事に行ったらいつも奢ってもらえるとか、誕生日には欠かさずプレゼントをもらえるとかいった感じで、
自分からアピールしなくても周りにいる人たちが進んでかまってくれるといった感じです。
そういったキャラクターの人というのは例えその親切に対して何もお礼をしなくても、
「あいつは不義理な人間だ」と思われる事は少ないでしょう。
なぜなら、その人の存在自体に相手は癒されていたり、存在自体に見返りを感じているからです。
一方で、周りの人からそんなふうに思われてもいないのに自分の中で勝手に「私は皆に好かれているから」
「かわいがられているから」と勘違いして不義理をしてしまうという残念な人もいます。
そんな人は身近に本物のかわいいキャラの人がいて、チヤホヤ親切にしてもらっているのを見て、
「自分もこれくらいは大丈夫」と思っているのかも知れません。
しかしながら、周りの人がどうであろうと親切にしてもらった相手に対しては、
普通は義理堅く同じくらいかそれ以上のお礼や見返りがあって当然というものです。
そういった事が分からずに勘違いしてしまう人は、徐々に周りの友達が減ってしまうようなタイプという事が出来るでしょう。
3.優しくした事が無いので相手がどんな気持ちかわからない
目の前に困っている人がいたら「どうしたんだろう」と心配したり「自分が何か助けになれれば」と思うのが普通の感覚ですが、
そういった感覚を持ち合わせていない人というのは自分には関係のない事と、
何もなかったように目の前の人を簡単にスルーしてしまうことでしょう。
人に優しくした事が無い人というのは、相手がどんな気持ちでいるのかという事にも気付かないでしょうし、
もしも親切に対応していたらどれだけ感謝されて、
その結果どういった気持ちが芽生えるのかという事も体験しないまま日々を過ごしています。
ですから、自分が困っている時に他の人に助けてもらったとしてもそれに対して何をどう返せば良いのかが分かりませんし、
そもそも親切にされた事をあまり気にも留めず時間が経つとすっかり忘れてしまうというのもこういった人の特徴と言えます。
人間関係を良好に保つ為に
与えられた親切に対して、同じくらいかそれ以上のお礼やお返しをするのは当然の事で、
そういった事を欠かさずに行っている人というのは人間関係を良好に保つ事が出来ますし、
いざという時に助けてくれる人も多くいるでしょう。
一方で、自分は親切にしてもらったにもかかわらずそのことに対して何も感謝の気持ちを伝える事もなく、
何事も無かったように過ごす事が出来てしまう人というのは、
相手の親切心を踏みにじる事が平気で出来てしまう冷たい人であると言えますね。
例え相手が見返りを求めていなくても、自分が受けた好意に対してはしっかりとお返しするのが常識ある人と言うものです。
非常識のレッテルを貼られて一人ぼっちになる前に、自分の不義理を反省すべきと言えるでしょう。