みなさんの身の回りには仕事の新しいプロジェクトだったり、プライベートの人間関係でもめ事があったらすぐに首を突っ込んでくるタイプのすぐに出しゃばる人はいませんか?そのタイプの人は大概、すぐに出しゃばる割には役に立たなかったり、もめ事を大きくするだけで却って迷惑だったりして困るものですよね。
ここではすぐに出しゃばる人の特徴を紹介します。
1.無駄に自信過剰
すぐに出しゃばる人の特徴は、自分に自信があることです。
この仕事は得意だから俺に任せておけ、俺は人間関係のトラブルの間に立って調整した経験が豊富だ、修羅場はたくさんくぐってきたなどなぜか本人の中に根拠のない自信が溢れています。
実際は、その人がいなくても解決した問題だった、むしろ他の人の力で解決したという実績でも本人の中では都合よく事実が改変されているのでこのような自信が生まれてしまっています。
すぐに出しゃばる人に対してはっきりものを言える上司や先輩から、はっきりと指摘して本人に気づかせるしかその無駄な自信を打ち砕く方法はありません。
2.自分が話題の中心にいないと気が済まない
すぐに出しゃばる人の特徴は、目立ちたがりで自分が話題の中心にいないと気が済まない性格を持っていることです。
つまり、自分の知らないところで新しいプロジェクトが進んだり、新しいうわさや問題が怒ってそのまま解決してしまったら寂しいのです。
とにかく上手く行ってもいかなくても、みんなが注目する出来事には自分が関わっていたいという気持ちが強いので、周りが求めていなくてもすぐに出しゃばってくるのです。
3.自分は気配り上手だと思っている
すぐに出しゃばる人の特徴は、自分自身を気配り上手な人だと思っていることです。
実際は他の人にとってただのおせっかいでしかないのですが、本人の中では自分はいつも周りの人のことを考えて、常に何か自分ができることがないかを気にしているいい人という評価です。
その結果、すぐに出しゃばる人に対して「あなたは必要ないから黙ってて」「ちょっと放っておいてください」と邪険にしようものなら、せっかくお前の為を思って行動してやっているのにとカンカンになって怒るのです。
4.おだてられると木に登る
すぐに出しゃばる人の特徴は、おだてられると木に登る、つまりおだてに乗りやすい性格だということです。
「さすが頼りになるな」「助かったよ。
また頼むな」という感謝の言葉は承認欲求が強い出しゃばりな人の大好物です。
他の冷静な感覚を持った人なら、それくらいの感謝の言葉は社交辞令も含まれているので話を半分で聞いて謙遜するものですが、出しゃばりな人はそういう自分への賛辞はどんどん吸収して自分への地震へ繋げます。
ある意味でポジティブでピュアという事も出来ますが、周囲がおだててしまうことでどんどん出しゃばりが増長してしまいます。
出しゃばりな人に対しては必要以上におだての言葉を与えないほうが安全です。
5.負けず嫌い
すぐに出しゃばる人の特徴は、負けず嫌いだということです。
つまり、自分と関係ないところで問題や新しい課題が起きている時にもし自分が手を出さずに放っておくと他の誰かがそこで活躍してしまい、自分が見劣りしてしまうと考えています。
負けず嫌いな人は、自分が他の人と比べられたときにどんな小さなことでも見劣りするのが我慢ならないので、たとえ専門分野でなくても、呼ばれていなくてもとりあえず乗り込んでいって首を突っ込んで他のライバルを牽制したいのです。
6.知ったかぶりをする
すぐに出しゃばる人の特徴は、知ったかぶりをすることです。
上記の負けず嫌いに起因して、もしわからない事、自信のないこと、専門分野じゃないことがわかったとしても「わかりません」という言葉は自分にとって負けを意味します。
それで、知らない事でも「ああ、それね」「最初っからそう思っていた」と知ったかぶりをするのがすぐに出しゃばる人の特徴です。
7.思い立ったら即行動する
すぐに出しゃばる人の特徴は、思い立ったら即行動することです。
普通に考えれば積極的なことはとてもいいことなのですが、すぐに出しゃばる人の場合にはそれが他の人にとって迷惑になります。
冷静に考えてから首を突っ込んできてくれれば、その前に本人が「やっぱり自分が出る幕じゃないな」と気付くチャンスもあるし、周囲も出しゃばりの人が首を突っ込んでくることに対策を準備できます。
しかし、すぐに出しゃばる人はとりあえず首を突っ込んでその案件に一枚噛むことでライバルに差をつける、初期メンバーとして実績を作るという策を持っているので困ったものです。
いかがでしたか。
みなさんの身の回りのすぐに出しゃばる人の特徴にほとんど当てはまるのではないでしょうか。
すぐに出しゃばる人は自分ではみんなにとって役に立つ人で、いつも出しゃばったことでみんなから感謝されていると勘違いしていることが特徴です。
もし身の回りのすぐに出しゃばる人に本当に迷惑しているなら、気を使って感謝の言葉を述べたり、話の輪に入れるのを避けて本人に迷惑だと気付かせることが大切です。