町を歩くと、洋服から小物まで全てをブランド物でまとめている人をよく見かけます。
もちろん本人が好きならそれでいいのですが、どうしてそこまでブランド物にこだわるのだろうと違和感を覚えてしまうこともありますよね。
実はそこには、ブランド好きな彼らの、ある特徴が隠されていたのです。
1.自分に自信がない
ブランド物が好きな人達は、実は誰よりも自分を認めて欲しいと思っている人達が多いです。
自分に確固たる自信がないからこそ、上質で誰からも認められるブランド品を身にまとい、実は自分は凄い人だと周りに知らせようとしています。
例えば、InstagramなどのSNSがいい例です。
彼らは、ブランド品をまとった自分を投稿することで、他者からのいいねやコメントを集めていきます。
そうすることで、承認欲求が満たされ、自分に自信を持てるようになっていくのです。
つまりこれは、中身の自信のなさを、ブランド品を纏うことで払拭し、自信のある人間へと変化しているということでもあります。
また、ハイブランドを手に入れることが出来たことで、自分自信の頑張りに対する自信にも繋がっていきます。
昔の自分には手に入れられなかった高級品が、自分の努力によって手に入れられたという喜びにも繋がっているのです。
2.ブランド物は裏切らないと考えている
ブランド物が好きな人達は「ブランド物=上質な物」と捉えています。
つまり、何を買ったらいいか迷ってしまう時でも、とりあえずブランド物を選んでおけば、失敗はないと考えているのです。
現に、ブランドのバッグなどは祖父母の代からずっと使っているという人をたまに見かけます。
それもそのはず、確かにブランド物は上質な作りをしている物が多いので、ちゃんと手入れをしていれば長年使える物があるのも事実です。
ですが、プチプラな商品に比べると、莫大な広告費などがかかっていることもあります。
つまり、広告費に莫大なお金を費やしているため、本当の価値に見合った値段が付けられていないということも充分にありえるということです。
だからこそ、安易にブランド物だから大丈夫と飛びつかずに、価値をしっかりと見極めることが大事です。
ブランドだから大丈夫というイメージだけで購入してしまうと、実は偽物のブランド品を使っていたという痛い失敗をしてしまいますからね。
ブランド物が好きな人たちは、こういったことをなかなか考えられずに、ブランドの名前だけを信用して購入している人が多いのも事実だと言えそうです。
3.周りと同調しているだけ
実は、ブランド物が好きな人の中には、ただ単に周りと同調しているだけという人が多くいます。
例えば、仲のいい友人がブランド物を身につけていたら、自分もそれに感化されてブランドデビューをしてみようと思うようになってしまいます。
特に日本人は、みんなが持っているものは自分も持ちたいという同調圧力が強いでしょう。
みんなが持っているブランドは、自分も欲しい、仲間はずれにならないためにも自分も身につけたいと思ってしまいます。
また、憧れの芸能人などが、ブランド物を身につけている場合にも、実はこのケースに当てはまります。
自分の好きな芸能人が、ハイブランドの物を身につけていたら、とたんに自分も欲しくなってしまったという場合です。
この場合は、自分にとって遠い存在であるにも関わらず、ちょっとでも近づきたいという心理から、無意識に同調圧力が現れています。
また、会社でもブランド品を身につけている人が多い職場なら、自然とその人もブランド物を身につけるようになっていくでしょう。
みんながブランド物を身に纏うなら、自分もブランド物を付けないといけないという勝手な思い込みから、どんどんブランド物が好きになってしまいます。
4.立場的に必要
ブランド物が好きな人の中には、立場的にどうしてもブランド物を身につけなければならないという人も、一定数で存在しています。
例えば、会社の社長クラスやクラブのママ、世界的スターたちです。
彼らの身につける小物や洋服は、色々な方から否が応でも注目されてしまいます。
そんな人達が、1枚1000円のTシャツを来てお仕事に臨んでいては、信用もガタ落ちです。
プライベートならまだしも、会見や接客、コンサートの場でラフすぎる格好をしていては、見る側の期待も無くなってしまい不信感に繋がってしまいます。
だからこそ、TPOに合わせてブランド物を着こなしているという人たちも、確かに存在しています。
以上のことが、ブランド物が好きな人達の特徴です。
派手な見た目とは裏腹に、実は自分に自信がなかったり、周りと同調しているだけだったりと、色々な事情があったことに気づけたでしょう。
おそらくブランド物を買わない人達は、ブランド好きな人を敬遠する人が多いでしょう。
ですが、彼らの特徴を知ることで、少しでも彼らに愛着を持ってもらえたら嬉しいです。