幼い時に、人から茶化されるという経験は誰でも一度はあります。
大人になっても尚、茶化す人はいるもので、茶化す人にはその背景にある特徴が見られることが多いです。
茶化す人にはどんな特徴が見られるのかご紹介します。
1.人を羨んでいる
「いいな」「羨ましいな」という思いで茶化す人は多く、自分にないものを持っていたり、
憧れのように感じていることで、相手を茶化してしまう人がいます。
「好きな子に意地悪をする」という男の子と同じように、
相手を好きだったり興味を持っているのに、素直になれず茶化してしまいます。
本当は相手を羨んでいることが多く、悪意があったり本心から茶化している訳ではなく、
羨ましい気持ちを上手く表現できません。
仲を深めたり意思疎通を図るようになると、徐々に素直になることに抵抗がなくなっていくため、
茶化すことが減ってくるかもしれません。
2.負けず嫌い
負けず嫌いな人も人を茶化すことが多いです。
自分よりもできる人、自分よりも注目される人に対して、「悔しい」「負けたくない」という思いが膨らみ、
相手を茶化すことで落とそうとしています。
茶化している場面を周りの人が見たら、少なくとも人の影響を受けやすい人であれば、
「弱い立場」「いじめられている」と感じるでしょう。
それによって、茶化された側が孤独になったり、距離を置かれてしまうこともあります。
茶化す人は、負けず嫌いな性格の為に、茶化すことでその人の評価を下げたり周りの印象を変えたりします。
自分以上に目立つ人、できる人に対して、嫉妬に近い気持ちを持つことで、つい茶化してしまうのでしょう。
3.面白い空気が好き
茶化す人の中には、悪意があっての行為ではないこともあります。
誰かを茶化すことによってその場を笑いに包み、空気を和やかにしたいという人もいるでしょう。
面白い空間、空気が好きで、人を茶化すことでその場を楽しませようとしている、一つの努力かもしれません。
こうした場合の茶化し方は、人を傷つけないように、
また周りが笑えるようなネタでの茶化し方が多いため、これによってショックを受けるという人は少ないものです。
ただ中にはすべて真に受けてしまう人、傷つきやすい人もいるため、
人を利用した笑いや楽しみには少し慎重な行動が必要になるでしょう。
笑いをとるためだけに人を茶化す場合は、相手の性格や反応をチェックしながらが良いでしょう。
4.人を見下している
茶化す人は、自分に対して何も言ってこない人や、口数が少ない人に対して茶化すことが大半です。
「こいつなら言ってこないだろう」「この人なら笑って許してくれるだろう」と、
若干見下した気持ちを持っていることもあるでしょう。
要は相手のことを「なめている」状態であり、相手が怒らないことをいいことに、
自分の好き勝手に言葉にしたり行動したりする人です。
いつも自分ばかり茶化される、人に聞かれたくないことで茶化されるといった場合は、
一度怒ってみるというのも対処法の一つです。
相手が何もリアクションをしないということを、茶化されてもいいと思っていると勘違いしていることもあります。
見下されたままでいる限りは茶化され続けてしまう為、
一度茶化す人が驚くような反応を見せてみると効果が出るかもしれません。
人を茶化す人には、大きく分けて二つのタイプがいます。
茶化すことで相手を追いつめたり責めようとしている人、そして茶化すことでその場の空気を良くしようとする人。
後者の場合は気にするほどの人ではないものの、
前者の場合は反応を変えることで茶化すことをやめさせることができます。
見下されていたりバカにされていると感じた時は、
その都度相手が驚くようなリアクションをとってみると良いかもしれませんね。