信頼とは社会での人間関係において最も大切なことです。
相手に信頼されて人はなんぼです。
今日はそんな信頼を勝ち取るために真逆の立場にある人、すなわち愛想の尽きた人の特徴を反面教師として見ていこう思います。
1.遅刻する人
社会に出て行くにあたっての最大の決まりごとは時間厳守です。
皆さんが小学生、厳しいところでは幼稚園児のころから再三再四言われてきていることです。
したがって集合時間を守ることが出来ない遅刻してしまう人は、社会で信頼関係を築いていくためのそもそもスタート地点に立つことすら出来ていないのです。
当たり前のことですが、あなたが他の人からの信頼を得たいのなら、あの人が遅刻するなんてことはまずないだろうと思われるように10分前行動を心掛けるべきです。
2.期日を守れない人
1.の方でも言いましたが時間厳守は絶対です。
学生時代までなら、先生がげんこつ一つで大目に見てもらえたかもしれませんが、社会に出ては期日が守れなかった瞬間に切り捨てられてしまいます。
ただコツコツやったけれど結果として間に合わなかったという人にしてみると、腑に落ちないでしょう。
そういった場合は先に連絡をちゃんと入れるようにしましょう。
入れないよりかは心証が全然異なります。
3.お金の管理が甘い人
お金が全てということでは決してありませんが、多くの人にとってお金はとっても大切なものであるという事実は変わらないはずです。
したがってお金の管理が甘い人というのは、大多数の人にとって大切なものをないがしろにしてしまっているのですから必然的に信頼はどこかに飛んでいってしまいます。
多少財布の紐が硬いなと言われても、金銭感覚をちゃんと持って管理できることは信頼を厚いものしてくれます。
もちろん硬すぎると金銭感覚の無い人だと思われてしまうので注意は必要ですが。
また貸し借りのお金もちゃんと記帳しましょう。
4.口の軽い人
信頼を結ぶに当たって最も重要なことの一つに、二者間での秘密をちゃんと守るということがあげられます。
漏洩があった日なんかには一瞬で信頼は崩れ去ります。
したがって口が軽い人なんていうレッテルを貼られてしまった瞬間に信頼はなくなります。
どうしても言いたくなる気持ちは分からなくもないですが、そこをグッと押さえてこそ自分の信頼を守るのです。
5.酒癖の悪い人
普段紳士的な人でも酒を飲んで一瞬で豹変なんてことが往々にしてあります。
そして酔っぱらってしまった人というのは自分でも何をやっているのかわからない、また自分を律するということが出来ない状態にあります。
人というのは律せられた状態が基本であり普通ですから異端な状態になりがちな人を好ましくはまず思いません。
また何をやっているのかわからない状態では、4.でも述べた口の軽い人に成り下がってしまいますし、3.でのお金の管理もガバガバになって、財布だけでなく信頼もすっからかんになってしまいます。
お酒は節操を持って嗜む程度に押さえておきましょう。
6.嘘をついてしまう人
人間どうにもなら無いときや行き詰まってしまったときに、ついつい嘘を言ってしまう場合が多々あります。
嘘は方便なることわざにもなるくらいですから。
しかしそういう嘘は遅かれ早かれ必ずバレます。
そして嘘が明るみに出てしまった瞬間に信頼は雲散霧消となってしまいます。
最近の有名な嘘のために社会から愛想をつかされてしまった例として、某細胞の実験がありましたよね。
あんな風に一瞬で信頼は崩れ去るのです。
ですからどうにもなら無いときもちゃんとその旨を報告しましょう。
このことがあなたの信頼を守りひいては次の道を残してくれます。
7.短気な人
社会に出ていくと何かとストレスを抱えてしまうものです。
そしてその抱えるストレスの量が少しでもすぐに耐えられなくなってしまう短気な人は、どうしても他の人からこいつはすぐに仕事を放り投げてしまうやつだと思われてしまいます。
また律せられた集団である我々のなかで皆何かしらのストレスを抱えている平等な条件ではありますから、一人だけすぐに耐えられなくなってしまうと自己中心的なやつだと思われてしまいます。
中々生来の気質なものなので厳しいですが、それでもある程度までは自分で鍛えることができます。
最近ではアンガーマネジメントというのが流行っていますよね。
自分で短期だなと思う人は一度調べてみることをオススメします。
いかがだったでしょうか。
こうして改めて見返してみるとどれも基本的に当たり前のことばかりだったですよね。
結局愛想を尽かされてしまう人というのは、人として当たり前のことが当たり前にできていない人です。
皆さんも信頼を得たいと思うのでしたら、そんな肩に力を込めなくて大丈夫なので、ちゃんと自分は当たり前のことを当たり前に出来ているか、今一度確かめてみてください。