自分の決めたことが絶対だったり他の人からアドバイスを受けてもかたくなに自分のやり方を変えない強情な人が世の中にはいます。
少しくらいなら周りも強情な人に合わせて気配りすることができますが、あまりにも度が過ぎる強情ぶりだと周りは振り回されてしまってしまいには疲れてしまいます。
ここではそんな強情な人の特徴を紹介します。
1.人の意見を聞かない
強情な人は他人の意見を聞くことが嫌いです。
とにかくどんなことでも自分で一から十まで決めて実行したがるので、他の人が良かれと思ってアドバイスをしてもまず耳を貸しません。
それどころか他の人に意見をされたことに腹を立てて、意地になってますます他の人の意見を採用しようとはしません。
一般的にはいろいろな人の意見を聞いた上で一番ベストな方法をまとめあげていく人が尊敬されますが、強情な人は他の人に意見をされる=自分の意見を否定されたという風に早とちりするので厄介です。
2.マイルールを押し通す
強情な人は上記のように他人の意見を聞かずに自分のやり方を押し通すので、それを何度も繰り返しているうちに強情な人なりのマイルールが出来上がってきます。
そのようなマイルールは他の人にとって非合理的だったり無意味なものがほとんどなのですが、強情な人は自分で作り上げたマイルールを他の人に押し付けます。
他人の意見を一切聞かないので強情な人の中ではそのマイルールが世の中で一番優れたルールだと思っています。
3.間違いを認めない
強情な人は、強情にマイルールを貫き続けることでますます強情ぶりに拍車がかかっていきます。
結果的に強情な人は、色々と失敗を繰り返すことになります。
しかし強情な人は自分の間違いを認めることはまずありません。
「今回は周りの人が非協力的だったから失敗した」「今回は天候や日程など開く条件が重なって運が悪かった」というような周囲に責任転嫁をしてやり方を改善しようとはしません。
4.古いやり方にこだわる
強情な人は時代の変化について行くことができません。
例えば企業での仕事の場で自分が若い頃に成功していた方法を、何年も経ってから自分がリーダーの立場になってから部下にも押し付けようとします。
時代にそぐわないやり方は、当然部下にも不評なのですが、自分が若い頃はこれで成功してきた。
うまくいかないのは近頃の若い人たちがだらしないからだと言って聞きません。
5.相手が折れるまで絶対先に謝らない
強情な人は勝ち負けにこだわります。
他の人と意見が衝突して、客観的な判断で自分が間違っている場合は、自分が間違いを認めてさっさと謝れば問題はすぐに解決します。
しかし強情な人は自分の間違いを心の中では認めていても、形式上だけでも相手が先に折れるのを求めます。
相手が先に折れてお互い和解して自分も譲歩したと言った表面上の引き分けを作るなどの工夫を周囲がしないとなかなか引き下がらないです。
6.昔のことを根に持つ
強情な人は昔のことをいつまでも根に持っています。
若い時に一悶着あった相手に対して、何年も経って風化しているのに「彼とは犬猿の仲だ」「あいつは昔俺を助けてくれなかったから、今も俺はあいつを助けない」というように、周囲にとっては大昔のことで今更こだわることでもなくても、過去に袂を分かった相手に対しては絶対にヨリを戻そうとしない強情さがあります。
いかがでしたか。
強情な人は必ずしも客観的に物事を見る能力にかけているわけではなく、時には自分のやり方が間違っていることにも気づいています。
しかし強情な性格が邪魔をして、他の人のアドバイスを素直に受け入れたり自分の間違いを認めることをプライドが許さないのです。
周囲にそのような強情な人はいる場合は、同じ説得するときもあえて強情な人のプライドを傷つけないように工夫しながらコントロールすることが必要です。