知ったかぶりする人の心理的特徴。仲間外れにされたくない!

最終更新日:2017年10月23日

知ったかぶりとは知らないことを理解しているフリをすることで、バレてしまうと信頼を失う行為と言えます。

それなのに知ったかぶりをする人がいるのは何故なのか知ったかぶりする人の心理的特徴についてご紹介します。

1.自分に自信がない

知ったかぶりする人の心理的特徴として真っ先に挙げることが出来るのが自分に自信がないことです。

自己否定が強い傾向があり、知らない自分を駄目な自分と思っているので隠そうとしてその結果知ったかぶりをすることになります。

自己否定の強い人はそんな知ったかぶりをすることは良くない行為だと自覚をしていますが、ありのままの自分を人に見せることが出来ない、無知な自分を知られたくないといった意識が強いので駄目だと分かっていても知ったかぶりを止めることが出来ません。

そしてそんな自分に自己嫌悪を感じて悪循環に陥ってしまう人も少なくないと言えます。

2.見栄っ張り

他にも知ったかぶりする人の心理的特徴としては承認欲求の強い見栄っ張りな性格な人が多いとも言えます。

自分は何でも知っていて凄い人間なのだとアピールしたい、自分を認めて欲しいといったタイプです。

このタイプは自分を大きく見せる為に知ったかぶりをしてその事に対する罪悪感はあまりありません。

だから非常にプライドが高かい人、虚言癖がある人も少なくないのです。

そして嘘を誤魔化す為にまた知ったかぶりをして嘘を重ねていくことになります。

特にライバル的存在、ケンカの際に強がってしまう傾向があり、人は引き下がれない事柄に遭遇した時に強がりから知ったかぶりをしてしまいます。

3.仲間外れにされたくない

あと知ったかぶりする人の心理的特徴に仲間はずれにされたくないといった心理が関係しています。

友達、同僚などの仲の良いグループがあるとその中の会話で「知っている」と共有、共感することにより仲間意識を強めていきます。

つまり知らないと共感できないので知ったかぶりをする人は仲間外れになることを恐れています。

自分だけ話についていけなと置いていかれた気持ちになり、グループでの居場所を確保する為に理解しているふりをして相槌を打ってしまいます。

孤立することを恐れている人は知ったかぶりをしてでもその不安を回避します。

ですがそれは本音を言える仲間ではなく無理している関係と言えますが、学校や職場といった空間では意外とそういう人は多いと言えます。

4.相手との距離を縮めたい

他にも相手に好意を持っていて距離を縮めたい、相手を知りたい場合に知ったかぶりをする場合があります。

相手と親しくなる為には趣味が一緒だったり、話が合うことが重要なポイントと言えます。

だからその為に相手に「○○だと思わない?」と聞かれたら「そうだ」と賛同型の返答を返してしまいます。

そして「知ってる?」と聞かれたら「知っている」と口にしてしまいます。

これは純粋に相手と仲良くなりたいからの嘘で悪意がある訳ではありません。

それに相手に興味がある場合は後からその事柄について調べて知識を得る場合が多いので知ったかぶりも結果としては嘘にはならないと言えるケースです。

知ったかぶりする人の心理的特徴としては自分に自信がないから大きく見せる為に知っているフリをするケースがあります。

その逆に自分は何でも知っている凄い人間なのだとアピールする為に知ったかぶりをする場合もあります。

その他にもグループにおいて仲間外れにならない様に知ったかぶりをすることもあります。

あとは好意を持っている相手との距離を縮める為に知ったかぶりをする場合もありますが、このケースは後から好意を持っている相手の興味があることを調べるので結果としては知ったかぶりではなくなるケースもあると言えます。