恋愛は決して一人ではできません。
相手と自分がいて初めて成り立つものなのに、独りよがりになってしまうことが実際は驚くほど多くあります。
では、どんな恋愛が独りよがりなのでしょうか。
今回は独りよがりな恋愛になってしまう人の特徴をご紹介します。
1.自分勝手
私は、私は、という一人称が多い自己主張型です。
私はこうしたかった、私はこう思う、と自分の都合や考え方を押しつけることは、相手の負担になります。
私はこうだから、と、自分の意見は曲げず、常に相手に合わせさせていては、相手も疲れてしまいます。
私は、という言葉をあなたは?に変えて相手に合わせることが大切です。
私は、という言葉は相手に自分を過分にアピールしてしまうということを肝に銘じましょう。
2.束縛する
一緒にいないならあなたに自由なんて必要ありません、束縛型です。
例えば、自分以外の異性と話をすると嫉妬の炎メラメラ、友人と遊びに行くことが不安になってしまう、
一緒にいないときにはいつも連絡をとっていたい、少しでも連絡が途絶えると心配でヤキモキしてしまう。
こんな考え方は束縛でしかありません。
束縛をされていると感じた瞬間に相手はうんざりしてしまいます。
好きになった相手のことを信頼していないことと、自分に自信がないことが束縛の原因になることが多いです。
離れている時間があるからこそ、一緒にいる時間が大切に思えるものです。
四六時中離れずにそばにいたら飽きてしまいます。
3.尽くし過ぎる
あなたが望むこと全てしてあげる、都合のいい相手型です。
好きな気持ちを行動で表すことは大事なことですが、度を過ぎると相手を甘えさせます。
そして、あなたを大切な人だと思わなくなります。
母親のように身の回りの世話や家事を全て担うことは相手の生活能力を奪います。
また、ほしいものを全て買ってあげるなど、今すぐにやめるべきです。
相手はそんなあなたのことを家政婦やATMだと認識することでしょう。
最終的にはないがしろにされるか、便利に使われることになります。
そこに気持ちはもはやありません。
恋愛は対等にするものです。
自分を相手より下だと意識してしまうと、嫌われないかという不安から相手に尽くすようになりがちです。
4.悲劇の主人公
いつも苦しいからいつも優しくして、メルヘン型です。
相手の関心を引きたくての不幸話は相手をうんざりさせてしまいます。
私はこんなに頑張っているのに報われないんです、私はこんなに苦しんでいます、という訴えは、最初は同情できても次第に同情心は薄れていきます。
やがて面倒になって相手は離れていくことになるでしょう。
このタイプの人は、小さなことを大げさに捉えたり、同情でもなんでもいいから優しくされたいと思う傾向にあります。
悪いことを全て周囲のせいにして、自分は悪くないと思うこともよくあります。
誰しも一緒にいるなら前向きで明るい人の方が楽しいし、これからも一緒にいたいと思うものです。
夢は必ず覚めるように、自分だけが主人公の世界はいつまでも続きません。
5.常に2人だけの世界でいたい
あなた以外は何も見えない、盲目型です。
世界は2人のためだけにあるわけではありません。
一緒にいても、周囲に人の目があるということです。
相手には相手の社会があり、常識があります。
つまり、相手の友人や同僚、家族の前ではこうだ、という自分なりのイメージを演じているので、それを台無しにしてはいけません。
また、場所を選ばずいちゃいちゃするカップルを周囲の人は冷たい視線で見ています。
相手を好きな気持ちが余って全開で表現するのは、本当に2人きりの時だけにしましょう
独りよがりな恋愛になるタイプを5パターンをご紹介しました。
どれも、相手を思いやる気持ちが欠けているがために陥りやすい恋愛のパターンです。
恋愛は相手ありきです。
最初は、ありのままの相手を好きだと感じたはずなのに、いつの間にか独りよがりになってしまうのは、エゴの押し売りの結果に他なりません。
独りよがりであるということは、自分のことしか考えていないということです。
自分の精神衛生のために相手を利用しています。
そうなってしまうともはや恋愛とは呼べません。
広くおおらかな心で相手を見守る気持ちを持ちましょう。