人付き合いが苦手な人は自意識過剰な傾向!

最終更新日:2017年7月27日

人付き合いは人生のテーマの一つと言っていいでしょう。

人間はさまざまなシーンでさまざまな交際をしなくてはなりませんから、人付き合いがうまく行かない人も少なくありません。

では、人付き合いが苦手な人にはどういう特徴があるのか、タイプ別にご紹介します。

1.自意識過剰で臆病になってしまっている

人付き合いが苦手な人には、いろいろなタイプがいますが、その中でも意外に多いのが、「自意識過剰タイプ」です。

このタイプの人は、自分の中で自分が占める割合が、人よりずっと大きいのが特徴です。

「自分の中で自分が膨れ上がっている心理状態」と言い換えてもいいでしょう。

すべての人間関係においても、まずは「自分」に意識が向きます。

そのため、誰かとコミュニケーションを取る際、「相手は自分をどう見ているだろう。

自分の外見、表情、発言、行動について、どんな印象を持ち、どんな評価をしているのだろう」ということが気になって仕方ありません。

つい、相手は自分に対しマイナス評価をしているのでは、と考えてしまいます。

そして、こういうタイプの人は自己愛が強いため、自分が傷つくことを極端に恐れます。

その結果、人付き合いに臆病になり、人と交わることを敬遠しがちになります。

2.相手に対して鈍感

人に対して鈍感な人も、人付き合いが苦手です。

人付き合いには常に、「相手の立場や状況、気持ちを思いやる」という意識が必要になります。

相手のことはお構いなしというのでは、良好な関係が生まれるはずがありません。

ですから、鈍感で空気を読めない人、空気を読もうともしない人は、人付き合いがうまく行かないのです。

場の空気が読めないような人に、相手の微妙な心理などが読めるはずがありません。

こういう人は、生まれつき人付き合いに向いていないと言って良いでしょう。

3.相手のことを推し量りすぎる

その逆のタイプの人もいます。

相手を忖度しすぎる、つまり、相手の気持ちや状況を推し量りすぎるというタイプです。

これは、最初の項目のタイプとは反対に、自分のことではなく相手のことばかり気にしすぎるという傾向が顕著です。

つまり「相手は今、どういう気持ちでいるのか。嫌な思いをしていないか。

この場でこうしていることを、実は辛いと感じているのでは」などと、常に相手を気づかいます。

もちろん、お互いにお互いを気づかうことは、人付き合いの基本です。

しかし、それが過度になると、相手に「めんどくさい人」と思われてしまうでしょう。

また、誰に対しても常に過度な気づかいをし続ければ、自分も精神的に疲れてしまうにちがいありません。

4.自分が口下手であることをマイナス評価している

「自分は口下手だから、人と上手に付き合えない」と思い込んでいる人も、少なくありません。

自信のないタイプですが、それは、イメージ本位の間違った自己評価です。

口下手でも人付き合いが苦手でない人はたくさんいます。

そういう人に共通しているのは、口下手であることをマイナスに評価せず、自然な笑顔で人と接しているということ。

口下手でも、いつもやさしい表情でやさしく人と接することさえできれば、人間関係はうまく行きます。

「物静かだけど、けっして暗い印象ではなく、その人がいると場が和む」という人は、意外に多いもの。

そういう人は自然に上手な人付き合いができます。

5.人に対する好悪の感情が激しい

万事、好き嫌いがはっきりしていて、人に対しても好悪の感情が激しい、というタイプもいます。

こういうタイプは自分の感情本位で、付き合う人、付き合わない人の線引きを最初にしてしまいます。

好きな人とは徹底的に仲良くし、嫌いな人とは全くかかわらないようにするわけです。

こういうタイプは、感情の変化も大きいので、親しく付き合っていた人と、ある日突然絶縁してしまうことも少なくありません。

「人付き合いが苦手」という性格を、わざわざ自分で作ってしまっているタイプといっていいでしょう。

人付き合いが苦手人の特徴を、5つのタイプで紹介しました。

特に苦手と意識していなくても、時として人付き合いに悩むことは、誰しもあるはず。

もし、そんな悩みを感じたなら、上記の5項目をセルフチェックしてみてはいかがでしょうか。