女性ほどシビアではありませんが、男性もある程度の年齢になると、結婚を意識するようになるものです。
その際、「結婚することにはどんなメリットやデメリットがあるのかな」と考える男性は少なくないでしょう。
ここでは、男性にとっての結婚のメリットについて見ていくことにしましょう。
1.責任感が生まれる
男性が結婚して家庭を持った時、独身時代とは明らかにちがう心理的変化があります。
それは責任感が強くなるということ。
多くの男性は、結婚することによって強い責任感が生まれるものです。
「男として、家庭を支えて行かなくてはならない」という自覚が責任感を生み、
「だからしっかりやっていこう」という気持ちにさせると考えていいでしょう。
子どもが生まれれば、その責任感はいっそう強くなります。
そのため、仕事に対するモチベーションも大いに高まるのです。
独身時代なら、仕事でちょっと嫌なことがあったり辛かったりしただけで、転職を考えることもあるでしょう。
しかし、結婚すると家庭を支えるという自分の責務に対する自覚が生まれますから、簡単に仕事を辞めるということはしません。
つまり、仕事に対するモチベーションが高まり、仕事が長続きするわけですが、
そのもとになっているのが、男としての強い責任感です。
2.健康的な生活習慣が身に着く
奥さんに健康管理をしてもらえるようになるというのも、男にとっての結婚の大きなメリットといっていいでしょう。
一人の時には、食事も適当、生活習慣もいいかげん、休日もひたすらだらだら過ごすということになりがちです。
しかし、結婚をすれば、奥さんに栄養管理をしてもらえますし、生活習慣に関しても、
より健康的な習慣が身に着くと考えていいでしょう。
前項で紹介したように、責任感が生まれますから、その結果、自分でもより健康的な生活を送ろうと意識するようにもなります。
子どもが生まれれば「この子のためにも元気に仕事をしなければ」という意識が生まれ、
健康志向はいっそう高まると考えていいでしょう。
つまり、男性は結婚すると、奥さんに健康管理してもらえると同時に、
自分でも健康志向が高まるため、健康的な生活習慣が身に着くのです。
3.家事をやってもらえる
これは、独身時代に一人暮らしをしていた男性限定ということになりますが、
家事を奥さんにやってもらえるというメリットもあります。
最近は料理男子など、家事を積極的にこなす男性も増えてきましたが、
多くの男性は「家事は苦手、めんどくさい」と感じているものです。
そのため、掃除はほとんどしないとか、洗濯も最低限しかしないというケースが少なくありません。
結婚をすれば、その点が激変します。
共働きであれば、家事分担をすることになるでしょうが、
それでも、これまで全部自分でやらなければならなかったものが、かなりの部分、パートナーにやってもらえるのです。
4.奥さんの手料理が食べられる
多くの男性が結婚に期待することの一つが、奥さんの手料理が食べられるということでしょう。
もちろん、女性の中にも、料理が嫌いでほとんどしないという人もいます。
しかしある程度料理をこなす女性が多いことは事実ですし、結婚してから腕を磨くというケースも少なくありません。
共働きの場合でも、毎日でなくても奥さんの手料理を食べることができるというのが、
男性にとっての結婚のメリットの一つです。
5.世間から「一人前」に見られる
今は男性の生涯未婚率が高くなっていますし、生き方も多様化していますが、
それでもまだ、「男は結婚して一人前」という考え方をする人が少なくありません。
特に仕事の関係者などは、いつまでも独身でいる部下や後輩に対して、
「結婚しないうちは半人前だ」という目で見ることが、今でもよくあります。
ですから、結婚をすれば、「これで一人前になった」と思われ、世間からの信用が高まると考えていいでしょう。
旧弊な考え方ではありますが、現実問題として、男は結婚してこそ人から信用されるというところがあります。
いかがでしたか。
男性にとって結婚にはどんなメリットがあるのか、主なものを5種類紹介しました。
結婚について迷いを感じている男性は、判断をするための参考になさってください。