近年、日本は晩婚化が進み、未婚率も増加傾向にあります。
「結婚したいけど、なかなか出会いがなくて」という人もいますが、「そもそも結婚願望が無い」という人も少なくありません。
では、結婚願望が無い人にはどういう特徴があるのでしょうか。
今回は結婚願望が無い人の特徴をご紹介します。
【特徴・方法】
1.現状に満足していて、生活に不足を感じない
人間には「現状にとどまっていたい」という心理があります。
そのため、現状に満足できている場合、特に結婚する必要を感じないということになりがちです。
結婚願望の無い人には、このタイプが多く見られます。
つまり、経済的にも精神的にも自立できていて、また、日々の生活に何の不足や不満も感じていないというのが、
結婚願望の無い人の特徴です。
特に実家暮らしの場合は、一人でいるむなしさやさみしさを感じることがなく、
また、料理などの家事をすべて自分でやる必要もないため、現状に満足するケースが多いと考えていいでしょう。
ただし、その現状がいつまでも変わらずに続くということはありませんから、
現状が変化した段階で、結婚願望が芽生えるとうこともありえるのです。
2.仕事や趣味などを生きがいにしている
はっきり「生きがい」と呼べるものがあって、そこに人生の喜びを見い出しているというのも、結婚願望の無い人の特徴の一つと言っていいでしょう。
「仕事が生きがい」という人は、仕事に大変多くの時間を費やしますし、プライベートでも仕事のことが頭から離れません。
そのため、恋愛することはあっても、結婚までは思いが及ばないのです。
結婚するにはいろいろな手続きが要りますし、エネルギーも必要になるでしょう。
「仕事第一主義」の人にとって、それは無駄なエネルギーと感じられるのです。
「そんなことに費やすエネルギーがあるなら、それを仕事に使いたい」と考えるわけです。
また、趣味が生きがいの場合、結婚すれば、趣味の時間は当然減らされるでしょう。
こういうタイプの人にとって、趣味の時間を削られるのは、耐えられない苦痛にほかなりません。
さらに、金銭的にも、結婚すれば、趣味に使っているお金が減らされますから、「結婚なんてしたくない」と思うのです。
3.子どもが嫌い、もしくは子どもに興味がない
上記のような特徴をもっていても、「子どもが大好き。
ぜひとも子どもが欲しい」と思う人は、当然、結婚を意識するでしょう。
逆に言うと、子どもが嫌いだったり、子どもに興味がない、自分の子どもを欲しいと思わないというのが、結婚願望の無い人の特徴です。
こういうタイプの人は、恋愛関係を楽しむだけで十分で、子どものことを想定しなければいけないような結婚は、人生の選択肢になりません。
ただし、相手も子どもをほしいと思わない場合は、一つの選択肢になりうることはあるでしょう。
そうでない限り、結婚は取るべき選択肢ではないのです。
4.めんどうな人間関係が苦手
異性と交際し、恋愛を楽しむことは好きでも、それ以外のめんどうな人間関係が苦手なために、結婚願望を持たないという人も少なくありません。
結婚をすれば、どうしてもパートナーの家族や親族などとの付き合いをする必要が出てきます。
「天涯孤独で家族がいない」という相手でない限り、結婚すれば少なくても相手の親と全く付き合わないというわけにはいかないでしょう。
特に女性はパートナーの親との付き合い、人間関係のめんどくささを想像して、結婚願望を持たなくなるケースが少なくありません。
そのため、「恋愛関係どまり」になるわけです。
5.神経質で、人と一緒に生活することに耐えられない
「一人での生活以外はムリ」というのも、結婚願望の無い人の一つの特徴、一つのタイプと言っていいでしょう。
神経質な性格で、潔癖症なために、人と暮らすことに抵抗を覚えるのです。
例えば、フローリングの床に髪の毛1本落ちていても気になる人、
水回りが常にきちんと整えられていないと気がすまないというような人にとって、他人との共同生活は苦痛以外の何ものでもありません。
こういうタイプの人は、一生一人でしか生活できません。
「恋愛はしたいけれど、結婚願望は無い」という人が少なくありません。
交際相手がいて、しかしなかなか結婚の話が出てこない場合、相手が上記のいずれかに当てはまることも考えられます。
チェックしてみてはいかがでしょうか。