すぐに悦に浸る人の特徴3個

最終更新日:2017年7月28日

自分の発言や行動に対して悦に浸ってしまう人っていますよね。

自分のことが大好きな人によく見られることですが、

今回はそんな悦に浸る人の特徴について挙げてみたいと思います。

1.自分に対する評価基準が甘い

「昨日の自分よりも今日の自分の方が好き」「毎日頑張っている自分が好き」という人は、

自分に対する評価の基準が甘く悦に浸り易い傾向にあります。

もちろんそういった考え方が悪い事とは限りませんが、悦に浸る人というのは、

多くの場合自分の世界だけで満足感を得ていることが多いので周囲からの評価といったものはあまり関係が有りません。

その結果、他の人から見てどうか、というよりも自分の中だけで何事も結論付けてしまう事が多いでしょう。

悦に浸る人というのは、周りの人から見れば昨日と今日であまり変化がなかったとしても、

「今日の私はこれだけのことを頑張れた、良く頑張った」と自分の事を認めることが出来るので、

毎日自分を好きな状態で過ごすことが出来ます。

SNSへ画像を投稿したり、ブログ等を通して自分の生活を公にする事も好きですから、

そうした投稿によって良い反応をもらう事でますます悦に浸るといったスパイラルに陥る事もあるでしょう。

2.ポジティブに物事を捉えるのが得意

自己満足を楽しんでいるというと少し嫌味に感じられますが、

悦に浸る人というのは何事に対してもポジティブに捉えてしまう特徴があります。

例えば分かりやすく「最近スタイルが崩れてきているからもう少し痩せた方が良いんじゃない?」と人から言われたら、

人によっては「そんなことは余計なお世話」と憤慨してしまうかもしれませんよね。

ところが悦に浸る人というのは「私のそんな些細な変化まで気にしてくれているなんて、

しかもアドバイスまでくれるなんてよっぽど私の事が気になっているんだな」と前向きに捉える事が出来るのです。

ポジティブ思考な人というのは他の人が見過ごしがちな小さなことに対しても幸せを見出す事が出来ますから、

どんなにつらい事があった日でも丸一日つらい日だったとは思いません。

「つらい事もあったけれどこんなに幸せな事もあった」と思うことが出来る人ですから、

精神的なストレス値は低く、叩かれても前向きに成長する事が出来る人と言う事が出来るでしょう。

3.周囲の反応や空気を読んで行動する事が苦手

悦に浸る人の中には自分自身に満足する自己完結型とは違い、

他人を陥れる事で自分の評価を高めるという巻き込み型の人がいます。

他人を巻き込んで自分の価値を上げようとする人は、

他人の評価が下がった瞬間や他人が不幸になることに対してついつい悦に浸る事があります。

特に自分自身がライバル視している人に対してはそのような傾向が強くなるでしょう。

仕事や恋のライバルが自分よりも不利な状況になると、その状況に満足し、悦に浸るようになります。

最終的にそれが自分の利益につながらなかったとしてもその結果には満足感を得るでしょう。

こういったタイプの人は特に周囲の反応やその場の空気を読むことが苦手で、

他人の意見に耳を傾ける事を嫌う傾向にあります。

その場の空気が悪くなっていたり、自分への風当たりが強くなっていたとしても、

そういった事を感じ取るのが苦手な人ですからいつも対処が遅れてしまいます。

その結果、思わぬところで自分の評判を落とす結果になることも多いでしょう。

1人で悦に浸るのは良し

自分の中だけで物事を完結させるタイプの人であれば、

どんなに悦に浸ろうがそれは個人の感情なので他の人が文句を言う筋合いはありません。

むしろ悦に浸ることで幸せな時間にどっぷりを身を置くことが出来るのですから幸せなことだと言えるでしょう。

しかしながら他人を巻き込んでいる状況だったり、他人をおとしめる事で悦に浸るというのは少々感心できませんね。

いつか自分へしっぺ返しが来る前に周りの人との関係を良いものにしておく努力は必要と言えるでしょう。