貧乏神に取り憑かれてしまうと、豊かさに縁がなくなり、常に余裕のない生活を送るようになってしまいます。
その結果、心にもゆとりをなくし、人生全体が傾き始めてしまいます。
では、貧乏神に取り憑かれてしまう人とはどのような人なのでしょうか。
その具体的な特徴をご紹介します。
1.家の中を清潔にしていない
自分が住んでいる家の掃除や片付けがきちんとできていない人は、貧乏神に取り憑かれやすいと言われています。
運というものは、風通しの良い空間にやってくる性質を持っています。
家の中をサッパリと清潔にしている人は、風通しが良いので、良い運が入ってきやすいのです。
しかし、掃除や片付けをしていない家に住んでいると、家の中のゴミや物が風の通り道を塞いでしまいます。
これでは、運が入ってきたくても入ってくることができません。
その結果、良い運に見放されます。
反対に、貧乏神は、じめじめした場所や閉塞感のある場所を好むと言われています。
掃除をさぼって不潔にしていたり、大量の物が散らかっていたりする家は、
正に貧乏神が住み着きやすい空間であると言えます。
このように、掃除や片付けをしない状態が続くと、良い運は全く入らず、
代わりに貧乏神がずっと住み着いてしまうようになります。
2.恵まれているものに気づかず、自分が持っていないもののことばかり考えている
貧乏神に取り憑かれている人は、感謝をしないということが大きな特徴です。
豊かな人生を送る人は、ほんの些細なものであっても、自分が持っているものに対して感謝をします。
たとえお金がなくても、「健康で動けること」や「1日平穏無事に過ごせること」に感謝します。
そのため、豊かな人は、いつどんな状況に立たされても、
幸せに過ごすことができるので、徐々に運も上がっていくのです。
しかし、貧乏神に取り憑かれている人は、自分が持っていないもののことばかり考え、
「自分には何もない」と不満ばかり漏らします。
たとえ、今どんなに恵まれた状態にあったとしても、「もっともっと」と欲を出します。
そのため、「今自分が持っているもの」への感謝の気持ちは皆無で、自分がいかに恵まれているかについてもわかりません。
その結果、日常的に不満や愚痴をこぼすことが習慣となり、彼ら自身のオーラもくすんできてしまいます。
貧乏神は、そのようなくすんだオーラのネガティブな人を好むため、
そのような人にすぐに取り憑いてしまうと言われています。
3.時間やお金の管理ができない
貧乏神に取り憑かれている人は、時間やお金の管理が苦手です。
意味もなくダラダラ残業をしたり、平気で遅刻してきたりします。
「お金がない」とよく愚痴をこぼす割には無駄遣いが多かったり、考えもなく衝動買いをしてしまったりします。
彼らは、時間やお金の本当の価値がわからないので、それらを大切に使うことができません。
その結果、人からの信頼やお金に見放されてしまうようになり、豊かな人生を歩むことができなくなります。
本来大切に使うべき時間やお金を粗末にする人は、良い運が寄ってきません。
そして反対に、貧乏神は、そのようなだらしなさを持っているような人を好みます。
4.人の成功の足を引っ張ろうとする
貧乏神に取り憑かれている人は、自分がいま恵まれていないということに対する不満から、
人の幸せも邪魔しようとする傾向があります。
「自分がこんなに大変なのに、他人が幸せになるなど我慢できない」という思いが常に心の中に充満しているため、
無意識的に人の成功の足を引っ張ろうとします。
例えば、夢や目標に燃えている人に対しては、
「そんなことは無理だからやめたほうが良い」などと言って、やる気をなくさせようとします。
例えば、多くの人から好かれているような人がいれば、その人の悪い噂を流したりして、評判を落とそうとします。
このように、人の成功や幸せの足を引っ張る行動が習慣化すると、ネガティブなオーラが大きくなってしまいます。
貧乏神はこのようなオーラを持つ人に近寄ってくるので、このタイプの人は、貧乏神が取り憑いて離れなくなります。
貧乏神が取り憑いている人は、全体的にネガティブで重苦しいオーラを持っているということが特徴です。
口では「お金が欲しい」「幸せになりたい」というものの、目先の欲にばかり惑わされてしまうため、
どんなに恵まれたものを手にしたとしても、満足することなく、延々と不満や愚痴を言い続けます。
幸せな人や豊かな人を妬み、その人の足を引っ張ろうとすることもあります。
更に、掃除や片付けができなかったり、時間やお金にルーズだったりするようなだらしない生活を送っている人も、
ネガティブなオーラが付きまとい、貧乏神に取り憑かれてしまう傾向があります。