テンパる人の特徴3個

最終更新日:2017年5月24日

何かあらかじめ立てていた予想と異なることが起こったり、

ちょっとしたハプニングがあるとすぐにテンパってしまう人がいます。

誰しもアクシデントがあると多かれ少なかれ慌てることはありますが、

そこですぐに立て直せる人とそうでない人の違いはどこにあるのでしょうか。

1.柔軟性がない

自分が請け負っている仕事や人間関係において柔軟性を持って対応しすることは、

生活していくうえでとても重要なことです。

例えば、いくら前もって綿密な計画を立てて行われている事業でも、

実際に作業を始めるとどうしても思い描いていた通りに事が進まないということが出てくることでしょう。

そんなとき柔軟性がある人は臨機応変に対応することができますが、ない人は視点の変換が困難なため、

慌ててしまって迅速かつ有効な対策を立てられなくなります。

また、人間関係においても柔軟性を持てていないと、

自分が予想していなかった会話の返答などがあったとき流すこともできず返すこともできなくなり、

テンパってしまうことがあるでしょう。

2.主観で行動する

自分が何かしらのアクションを起こそうとする際、誰でもまずは自分の感情や能力、

意気込みなどを加味してそれを実行するかどうか、

実行するのならばどういった手段を取るのかを考えることと思います。

しかしそのあとにもう一度改めて客観的にそれを見返さないと最終的にテンパってしまう要因になります。

自分はこう考えているのだからこれはこうであります。

というような思い込みが強い人の方がテンパることが多いです。

普段から客観的に物事を見つめる癖がついていないため、

一度自分の中で完結した考えをなかなか変えることができません。

その結果、わずかなほころびを無視して物事を進めてしまい気が付いたときには、

致命的なミスとなっていて慌てて対応せざるを得なくなります。

主観だけで判断を下していると周りが見えなくなり、突き進んだ結果思うようにいかないとテンパってしまいます。

3.コミュニケーションが苦手

基本的にコミュニケーション能力が高い人は自身の中に多くの引き出しを持っていることが多いため、

少しぐらいの予定違いがあってもその引き出しを活用して代替案等を提示することができます。

また、周囲とのコミュニケーションをとることが苦でない人ならば自分一人では対応しきれなくても、

自分の周りのコミュニティと相談して解決策を見つけることができるでしょう。

そもそも周囲との連携がしっかりしていれば一つ一つの確認なども行うことができるので、

アクシデントに直面する機会が少なくなります。

それに比べて他人と関わることが苦手であったり、

億劫であると感じる人だとどうしても自分一人でどうにかしようという気持ちになってしまい、

周囲に頼ったり相談するということのハードルが上がってしまいます。

そうなるといざトラブルが起こったときも自分一人で対応しなければならず、

それがテンパってしまう要因の一つになり得ます。

テンパる、ということ自体は悪いことではありませんし、

それを積み重ねていけば自分の経験となり必然的にテンパることは少なくなっていくことでしょう。

しかし、普段の日常生活でなら許されても、

重要な仕事や人との繋がりにおいては一度テンパってしまうことで振り出しに戻ってしまうこともあります。

今回例に挙げた3つの特徴をまとめて簡潔にいうと、

テンパりやすい人は比較的狭い視野で一つの目標までの道を一本道で行こうとする人であると言えます。

普段から多くの視点から物事を見るようにし、

より多くの選択肢を自分の中に持っておきながら過ごしていればテンパることも少なくなるでしょう。