ある人に恋をし、その人への恋愛感情がつのるあまり、病気のような状態になってしまうことを「恋煩い」と言います。
過去にそういう経験をした人は少なくないでしょうし、今現在、恋煩いの状態にある人もいるでしょう。
ここでは、恋煩いをしている人にはどういう特徴があるのかご紹介します。
1.仕事や勉強が手につかない
恋煩いをしている人のもっとも大きな心理的特徴は、「恋しい人のことを常に考えている」ということです。
何をしていても、頭の中には恋しい人のことがあるのですから、ものごとに集中することができません。
やらなくてはならない仕事や勉強をしていても、無意識のうちに恋しい人のことを考えてしまいます。
その結果、仕事のミスが増え、勉強がいっこうにはかどらないということになってしまうのが、
恋煩いをしている人の大きな特徴ということになるでしょう。
本人は「これではいけない。
仕事に集中しよう」という意識を持つことが少なくありませんが、
そういう意識をもって仕事や勉強に取り組んでも、いつのまにかまた恋しい人のことが心を支配し、
仕事や勉強がおろそかになってしまいます。
自分の意志で自分の気持ちをコントロールできないのが、恋煩いをしている人ということになるでしょう。
2.ため息をついてばかりいる
恋煩いをしている人は、つまり「心ここにあらず」の状態になるわけですが、
その心理が「ため息が増える」という特徴につながります。
何をしていても、目の前にあることよりも目の前にいない人のことが頭に浮かび、
「恋しい人と結ばれていない現在の状況」を考えてしまいます。
恋煩いをしている人は、相手に思いを伝えることができないまま、ひとり悶々と悩んでいるわけです。
その苦しい心理状態が、ため息を生むと考えていいでしょう。
たとえ、大好きな友達と遊んでいても、頭には恋しい人のことが浮かび、
「もし今、あの人といっしょにいたら、どんなに幸せなことだろう」という想像をしてしまいます。
友達との遊びさえ楽しめず、ついため息をついてしまうのが、
恋煩いをしている人も特徴ということになるでしょう。
3.ドラマや映画、コミック、小説などの恋愛ものは避けるようになる
頭の中が恋愛のことでいっぱいなのですから、恋煩いしている人は、
テレビの恋愛ドラマなどに夢中になるに違いないと考える人も多いのではないでしょうか。
一見、そのように感じられますが、実はそうではありません。
相思相愛の恋愛をしている人は、確かに恋愛ドラマなどを見て、自分たちの関係に重ね合わせるということをします。
しかし、恋煩いをしている人は、ドラマや映画、コミック、小説などの恋愛ものは避けるようになります。
それは、恋をしていることで胸が苦しい状態になっているからです。
ドラマなどを見ると、ラブラブのカップルや、恋愛が成就した幸せな人も登場してきます。
そういう人物を見れば、ますます辛い気持ちになるに違いありません。
幸せな人を見ることで、自分がますます辛く感じられてしまいます。
ですから、友達などと話をしていても、恋バナを避けるようになるのが、
恋煩いをしている人の特徴ということになるでしょう。
4.おしゃれや身だしなみに気を使う
心ここにあらずで、何も手につかなくなるのが恋煩いをしている人の特徴ですが、一つだけ身を入れることがあります。
それはおしゃれ。
恋しい人に振り向いてもらいたい、恋しい人と結ばれたいと強く念じているのが、
恋煩いをしている人なのですから、その相手からできるだけ良く思われたいと考えるのは当然でしょう。
その結果、可能な限り相手に好印象を与える外見にしようと考え、おしゃれに普段以上の気を使うようになります。
おしゃれだけではありません。
身だしなみにも細心の注意を払って、恋しい人から良く思われるための最大限の努力をするのが、
恋煩いをしている人の特徴です。
恋煩いをしている人の代表的な特徴を4種類紹介しました。
もし、あなたの身近に上記のような項目が当てはまるような人がいるなら、恋煩いをしているのかもしれません。
参考になさってください。