デートで割り勘にする女性の心理とは

最終更新日:2017年7月28日

かつて食事を奢ってくれる男性をメッシー君と呼んだ時代もあった一方で、

デートで割り勘にする女性もいます。

今回はそんなデートで割り勘にする女性の心理的特徴をご紹介します。

1.男性の負担になりたくないと思っている

男女平等が当たり前になりつつある現代において、

男性だから女性の食事を奢らなければいけないと言う考え方は男女ともに減ってきているのが現状です。

また、終身雇用を採用する企業も少なくなっている中でどんなに勉強が出来ても、

偏差値の高い大学を卒業していても、いざ就職してお給料を貰うとなるとそれまでの学力は関係なく、

想像以上に低いお給料だったという場合も少なくありません。

そのような状態をよくわかっている現代人は特に給料の使い方についてもシビアな方が多く、
その多くを貯金に回しているという堅実な人も少なくません。

そういった事が普通の暮らしの中で感覚として根付いてしまっているので、

特に若い世代の女性には男性に奢ってもらう事をよしとしない人が多いですね。

同じように男性も女性も働いていると言うのに、なぜ男性の負担になるような事をしなければいけないのかがわからないのです。

そして男性側としても女性に奢るのが当たり前という感覚の人は少なくなっていますから、

なおさら割り勘という考え方が女性の中で減ってきているのだと言えますね。

2.誰に対しても借りを作りたくないと思っている

自分自身である程度生活に必要なものを賄えている女性というのは、誰かに頼るということを嫌う傾向にあります。

そのような女性は自立心が強く、責任感が強いタイプである事が多いですから、

なるべく自分で出来ることは自分でやりたい、やるべきだといった考えの持ち主で、

自分で出来る事を人に頼ったりお願いすることでその人に対して借りを作ってしまうのが嫌だと思ってしまいます。

だれでも困ったりピンチに陥る事はありますがそういった場合でもギリギリまで自分だけの力で対処しようとするでしょう。

ある意味たくましく、しっかりとした大人として尊敬すべき生き方をしている人と言えますね。

ただ、デートでの割り勘をいつでもどこでも貫き通してしまうのは少し臨機応変さに欠けると思われてしまうかもしれません。

友達同士の会食であれば割り勘も普通の事ですが、

デートという場では毎回ではないにしても時々は奢ってもらうくらいの方が相手にとっての自尊心も傷つけることがなく、

人間味のあるお付き合いを見込めるというものでしょう。

3.奢ってもらう感覚が分からず不安に思っている

初めてのデートであったりあまり男性と触れ合う機会のない女性というのは、

デートの時に男性に奢られるという事に免疫があまりありません。

その為、奢ってもらうという感覚が分からずに不安に思ってしまいます。

「私に食事を奢ってくれるなんてどういう気持ちなんだろう」

「奢ってもらったら何かお礼をしなければだめなのかしら」といったように、

奢られる事に対して素直に「ありがとう」といった感情だけで受け入れる事が出来ないのです。

女性ばかりの環境で育ってきた人や、女子高出身の女性などもそういった傾向にあります。

友達同士で奢ったり奢られたりという事は経験があるかと思いますが、

その先に何かを求められたり友達同士という関係上、見返りを必要とするものではなかった為に、

そのような奢られ方とデート相手の男性に奢られるのとは異なって感じられるのです。

男性の気持ちを素直に受け入れる事が出来ず、色々と考えすぎてしまっていると言っても良いでしょう。

割り勘の方か自分自身気が楽なので、デートであっても割り勘にしてくれる方が安心できるというわけです。

慣れない間は不しつけに「自分の食事代は自分で出します」なんて言ってしまうかもしれませんが、

デートの経験を重ねれば重ねるほど「たまには奢ってもらうのも正解なのかも」という考えに変わっていく可能性が高いでしょう。

時には奢ってもらうのも優しさというもの

割り勘と言うと友達同士や気心の知れた相手との食事といったイメージがありますが、

最近ではデートであっても割り勘で支払いを済ませるカップルが増えてきていますね。

付き合っているカップルならば2人の付き合い方ですからとやかくいう事はありませんが、

男性からの誘いでデートする場合には、頑なに割り勘を貫き通す事が、

相手の為になるとは限らないという事も知っておいた方が良いでしょう。