愛情表現が下手な人の特徴3個

最終更新日:2017年3月9日

心の中ではしっかり相手を愛する気持ちを持っていても、

必ずしもそれをストレートに相手に伝えることができるとは限りませんよね。

しかし、しっかりその気持ちを伝えないことによって、相手にうまく伝わらず誤解されてしまうこともあります。

それではその「愛情表現が苦手な人の特徴」にはいったいどのようなものがあるのかご紹介します。

1.褒めない

本当は相手を褒めてあげたいのに、「どういう言葉を掛けてあげたらいいかわからない」とか

「褒めるなんて照れくさい…」といったようにうまく褒めてあげることができず、

結局なにも言わずに済ませてしまう人がいます。

よくありがちなのは、子供がテストでいい点数をとったり運動会で一位をとるなど、

子供にとってはそのようなときに誰よりも親から「よく頑張ったね」と褒めてもらいたいものなのに、

愛情表現の下手な親の場合、せっかくの子供の評価を褒めてあげることができません。

また、恋人関係や職場の上司部下の関係などでも、彼女や部下が褒められることをしても、

照れくささやプライドから相手を褒めることができません。

褒める側が恥ずかしい気持ちもわかりますが、

どんなに頑張っても褒めてもらえない方にとっては「まだ頑張りが足りなかったのかな…」とか

「自分は認められてないんだ」などと悲観的に考えてしまうでしょう。

2.スキンシップをとらない

愛情表現をストレートにできる人は、子供や恋人などに対して、

ギュッとハグしてあげるとか頭をポンポン撫でてあげるなど、その気持ちをそのまま態度で表現しますが、

その逆に愛情表現が下手な人は、絶対にハグや頭を撫でるなどの行為をすることはありません。

これは元々の性格にもよるようですが、育った環境にも大きく関わっていて、

子供のころに親からスキンシップをされて育った人は、自然に相手にハグするような行為が身についているため、

身近な人が悲しんでいたり逆に嬉しいことがあったときなど、

相手と抱き合って一緒に喜びや悲しみを味わうことができるのでしょう。

その反面、愛情表現が下手な人は心の中では共感の気持ちはあっても、それを行動には移せないのです。

このようなタイプの人は、子供が泣いているときにも本当は抱きしめて頭を撫でてあげればよいのでしょうが、

そういった愛情表現ができないため、子供に寂しい思いをさせているかもしれません。

3.口が悪い

相手を褒めたり慰めたいと思うならば、そのままの気持ちを伝えればいいはずなのに、

愛情表現の下手な人はわざと相手を不快にさせるような憎まれ口をたたいてしまいます。

例えば、本当は我が子を褒めてあげたいのに「まだまだダメだ」などと否定してしまったり、

自分の妻や彼女に惚れ込んでいるのに、わざと貶すような発言をする人もいますよね。

また、よくありがちなのは、子供が親に感謝の言葉を言うのが照れくさくて、

つい憎まれ口をたたきせっかくの気持ちを伝えられず、親から怒られてしまうといったこともあります。

それから、相手が落ち込んでいるときには優しく励ませば良いのでしょうが、

愛情表現が下手な人は冷たい言い方しかできず、「そんなことで悩んでいたら世の中生きていけない」とか

「悔しかったら努力しろ、強くなれ」などとまるで突き放すかのような態度をとってしまいがちです。

時にはそのような強い口調で気持ちを奮い立たせることも大事かもしれませんが、

慰めてもらいたいときにそのようなキツイことを言われてしまうとダメージが大きいものです。

このように、自分の大切な人や身近な存在の人ほど、温かい言葉を伝えることが苦手だという人も少なくありません。

本当はたくさん優しい言葉を掛けて褒めてあげたいと思っていても、

照れくささやプライドが邪魔をして、心にもないマイナスな言葉を発してしまう人も少なくません。

しかし、表面的には冷たいように見えても普段の何気ない行動を観察することで、

本当は愛情をしっかり持った優しい人だということがわかるのではないでしょうか。