同性異性関わらず、人気のある気が利く人。
そんな気が利く人になりたいと思っても、どこをどう真似ていいものか分からない人も多いのではないでしょうか。
気が利く人の特徴を捉えて、自分に出来そうなものから取りいれてみると良いでしょう。
今回は気が利く人の特徴についてご紹介します。
1.周りの変化に敏感
よく気が利く人の特徴は、周りのことによく気付き、些細な変化も見逃さないという敏感さを持っています。
周りのことに気付くというのは物の変化に限らず、人の変化であっても見逃しません。
例えば様子がおかしい、気分が悪そう、今日は落ち着きがない等、人の変化をいち早く察知し、配慮してあげることが出来る人。
その配慮の先には、その人を労わったり慰めたりと、解決へと導くように行動するのが気が利く人の特徴です。
人はなんだかんだで自分のことしか考えられないことも多く、周囲に注意を向けるということは余裕がある時じゃないと出来ないもの。
しかし、気が利く人は自分のことよりも周囲のことを気にかけている背景がある為、どんな時でも周りに気を遣うことが出来るのです。
2.先を見通す能力の持ち主
これからどんな出来事が待っているのか、どんな問題が起こるのかを、事前に今後のことを見通すことが出来る人には、気が利く人が多いです。
先を見通した結果、今自分が何をすべきなのか、何を優先すべきなのかを考えることが出来る為、事前に気を利かせた行動が出来るのです。
例えば仕事においても、上司から指示を受けなくても率先して動くことができ、スムーズに作業が行えるようにしておく。
このような行動は、上司や周りの人からも厚い信頼を得るもので、人気が高くなる要素と言えるでしょう。
3.場の空気を読める
気が利く人は、その場の空気を乱さず、流れにそった言動をわきまえていることが多いです。
場の空気を変えることは時に必要なものの、社会においては必要な要素となります。
その場にあった発言をする、空気を壊さないようにする、周りの言動をよく見ている、こうしたことがスムーズに出来るのは気が利く人だからです。
「ここでこんなこと言ったら振り出しに戻る」「こんな行動したらマイナスになる」そんなことを常に考えて行動しています。
4.話すことよりも聞くことの方が得意
気が利く人の特徴の中で、最も真似しやすい特徴が「聞く」ことです。
気が利く人は、人の話を折ったり自分の話にすり替えたりせず、相手の話に真剣に耳を傾けます。
それによって、相手が今どういった状況なのか、どんな気持ちでいるのかを具体的に把握することが出来る為、気が利く言動が多くなると言えます。
最後まで話を聞かなかった場合、当然その人の本当の気持ちや考えを理解することは出来ません。
つい自分とは異なる意見を持っていると、「でも」「だけど」「いや」と口を挟みたくなるものですが、
気が利く人は、その人の本心を探る為にも、途中で話を終わらせるのではなく、最後まで丁寧に聞く耳を持っているのです。
そこで「自分だったら」という捉え方を用いて、話を全部聞いた後にアドバイスや指摘をするようにしています。
気が利く人が周りに一人でもいると、ついついその人をあてにしたり頼ったりしてしまいがちです。
そのため、気が利く人には人が集まり、信頼があり、居なくてはならない存在になっていることが分かります。
人から好かれたい、人から信頼を得たいと思っている人は、まず気が利く人を目指して行動に移してみると良いでしょう。
自分が真似しやすい特徴から取りいれて、必要とされる人間に成長してみてはいかがでしょうか。
自分の為にも周りの為にもなる「気が利く人」は、いつの時代でも人気があります。