共依存傾向が強い恋愛を求める人の特徴4個

最終更新日:2016年10月11日

恋愛においてはお互いに好きであることが前提としてあるもの。

ただ、その好きな感情が共に変化し、依存しあう関係になったら、恋愛だけの関係ではなくなってしまいます。

共依存傾向が強い恋愛を求める人には、このような特徴が見られるのでしょうか。

今回は共依存傾向が強い恋愛を求める人の特徴をご紹介します。

1.相手に必要とされることで満足できる人

自分の存在価値を、相手が求めてくることによって得られるという人は、恋愛において共依存傾向にあります。

要は、相手から必要とされることで自分を保てる人であり、必要とされることを必要としている状態です。

自分は生きる価値がある人間なのかと考える人は、人からどれくらい求められるかを気にしてしまいます。

それによって、純粋に恋愛を楽しむというだけでなく、相手に「あなたがいないとダメ」と言われる存在でありたいのです。

もちろん自分を求めてくれる人を自分自身も必要としてしまう為、相手にも同じように思ってもらいたくなり、共依存傾向の強い恋愛になってしまいます。

2.他者から認められることがなく自信がない人

学校や仕事という場面で、自分がなかなか成果を出せなかったり、

人から認められることがないと、徐々に自信をなくしていきます。

他者から認められることがない人ほど、恋愛では相手に認めて欲しいという欲求が出てしまいます。

そこには自分に自信がないことが原因としてあり、「一人でいいから認めて欲しい」という思いが隠されています。

自分を認めてくれる存在であり、好きでいてくれる存在には、依存してしまうことが多くなり、

お互いに似たようなタイプだと、共依存の恋愛になってしまうでしょう。

3.愛情に恵まれなかった人

幼い時に、両親や家族から愛されることが少なかった人、

愛されたいと寂しさを感じて育ってきた人は、共依存傾向が強い恋愛になっていきます。

自分を見て欲しい、かまって欲しい、安心したいという思いが、

両親や家族で解消されなかった分、恋愛でその思いをはらすようになります。

大抵自分自身ではその思いに気付かないでしょう。

いつの間にかその欲が表に出てきて、相手からの愛を吸収したいと思うようになり、次第に依存していく形に発展していきます。

愛情に飢えていた人が恋愛に興味を持つと、「いかに自分を愛してくれるか」という面を見てしまいます。

それによって依存するようになり、相手にも求めるようになります。

4.世話好きで面倒見が良い人

相手のことを思っての行動、相手を支えたり助ける為の行動であっても、結果的に自分の為であることがあります。

世話好きで面倒見が良い人は、何かをしてあげることで自分が満足します。

相手の要求することが例え自分を犠牲にしなくてはならないことであっても、このタイプの人はしてあげてしまうでしょう。

このような人は、何かをしてあげることで自分が満たされ、

何もすることがなくなってしまうと気分が落ちたり、ネガティブになったりと、違う問題が生じてしまいます。

誰かの役に立つことが好きという人は、恋愛においても同じ感情を持ちます。

頼ってもらいたい、面倒かけてもらいたい、ダメな人でも大丈夫という思いが、

徐々に「この人がいないと自分の欲が満たされない」という感覚になっていくのです。

相手にとっては便利で都合の良い人になる可能性もあります。

しかしどんなに利用されようが、それによって自分が満足出来る為、離れることが出来なくなってしまいます。

共依存傾向の強い恋愛を求める人は、自分に自信がなく、自分を必要として欲しいという思いを強く持っています。

だからこそ相手からも同じように思われて、離れない関係を築きたいと思ってしまいます。

不安や欲求を恋愛で解消したいと思っている人は、このような恋愛傾向になりやすいです。