ひねくれ者の嫌われる特徴5個

最終更新日:2016年8月4日

ひねくれ者というのは、大変に扱いにくい存在です。

身近にそういう人がいると、「どう付き合ったらいいのかわからない。気持ちが理解できない」と感じることもあるでしょう。

ここでは、ひねくれ者について理解するために、その代表的な特徴を紹介しましょう。

1.人の善意を善意と受け取らない

ひねくれ者のひねくれ者たるゆえんは、「人にしてもらったことを、そのままには受け取らない」ということでしょう。

人から、何か親切にされたり、人に助けてもらった時に、素直に「ありがたい」と感じることができません。

性悪説に立っていますので、「人が人に親切をするのは、何か裏の意味や思惑があるに違いない。

見返りを求めて、計算づくで親切にしているのではないか」と考えてしまいます。

つまり、人の善意を善意として受け取ることができず、曲がった見方や、

反対の意味に受け取ってしまうのが、ひねくれ者の困った特徴と言うことができるでしょう。

たとえ、「ありがとう」と、口で感謝の意を表明したとしても、心では「裏の意味」を読もうとしています。

2.ほめられても「嫌味」「ゴマすり」と受け取る

そんなひねくれ者ですから、人からほめられてもそのままの意味には受け取りません。

例えば「髪型変えて、すてきになったね」とほめられても、「嫌味に決まっている。

「前の方がましだった」とか「前よりはましになった」という意味に違いない」と受け取るのです。

あるいは「仕事が早いですね」とほめられて、それを自分も自覚していたとしましょう。

「自分は仕事が早い」という自負があるケースです。

その場合は、「嫌味」ではなく「ゴマすり」と受け取ります。

「自分の気に入られたいと思って、ゴマをすっているだけなのだ」と解釈するわけです。

つまり、ほめられた内容についてはそのままの意味に受け取りながら、相手の気持ちについて曲がった見方をするわけです。

3.自虐的で「どうせ自分なんか」と、よく口にする

自虐的なことを言いたがるのも、ひねくれ者の特徴と言っていいでしょう。

自分のダメなところ、欠点、失敗などを、自分から好んで話題にして、人に話すことが好きです。

口ぐせは「どうせ自分なんか」。

そして、ダメな自分を披露するわけですが、だからと言ってプライドが低いわけではけっしてありません。

自己評価やプライドは意外に高いくせに、あえて自分を卑下して、自虐的になって見せるのが、ひねくれ者です。

人の言葉を額面通りに受け取らないだけでなく、心と裏腹な自己評価を披露するのも、ひねくれ者の特徴と言うことになるでしょう。

4.周りのテンションが高いほど、テンションが下がる

ひねくれ者には「周囲のテンションと自分のテンションの高さが反比例する」という特徴もあります。

イベントや飲み会などで、周りのテンションが上がれば上がるほど、自分のテンションは下がってしまいます。

そして、盛り上がる周囲を冷めた目で見つめ、「バカじゃないの」と感じるのです。

ですから、極力イベントや飲み会に参加しないようにしますし、どうしても断れない場合は、

できるだけ末席を選び、周囲の雰囲気とはなるべく関わらないようにします。

5.人の幸せを不愉快に感じる

人の幸せを喜ぶことができないのも、ひねくれ者の共通点と言っていいでしょう。

幸せな人の幸せな話を聞くと、「うらやましい」と思うだけでなく、不愉快に感じてしまいます。

そして、「そんな幸せは長続きするはずがない」と思い、「不幸になればいいのに」とさえ願うのです。

その願い通り、人に不幸なことが起きると、表向きはどうであれ、内心では喜ぶのがひねくれ者です。

付き合いづらいひねくれ者の特徴を、5種類ピックアップしました。

もし、あなたの身近にひねくれ者がいるなら、当てはまる項目がどれくらいあるか、ぜひチェックしてみてください。

ひねくれ者とつきあう上での一助となるのではないでしょうか。