「うわっ、この人執念深いなぁ」そんな人、誰もが一度は出会ったことがあるんじゃないでしょうか。
でも、執念深い人の特徴って、いったい何なのでしょうか?もしかして、意外と自分にも当てはまるんじゃないか?どきっとした人はぜひ読んでください。
ここからは、執念深い人の特徴をご紹介します。
1.基本的に、人のことを信用していない
えっ、いきなりこれ?と驚くかもしれませんね。
ですが「人を信じられない」からこそ「しつこくかかわり続ける」「その人のすべてを知ろうとする」のではないでしょうか。
あんなふうに言っていたけど本当なんだろうか?嘘をついているんじゃないか?という風に、相手を信じられないことで不安になり、そのことにとらわれ続けて、結果的に執念深くなってしまいます。
「信じたほうが良い」と頭ではわかっていても、過去に裏切られた経験があったり、人を信じられなくなるような経験をしていれば、疑心暗鬼になってしまうのは無理もありません。
そして、そういったショックな出来事から人を信じられなくなる例は、さほど珍しいことでもないでしょう。
2.頑固者
ひとつのことやものに執着する人は、頑固者ともいえるでしょう。
「こっちがだめならこっち」と、さっと方向転換する人とは違い、頑固な人は「これしかない」「これじゃなくちゃダメ」と考え、それをけっして曲げようとはしません。
一度決めたら最後まで考えを変えることがなく、周りからの意見や言葉も入ってこず、そのまま突き進みます。
こういうとマイナスに聞こえてしまうかもしれませんが、裏を返せば「意志がかたい」「最後までやりきる力がある」ともいえます。
重要なのはその頑固さをどこで発揮するか、ということですよね。
過去に人から一度でも「頑固だよね」と言われたことのある人には、少々耳の痛い話かもしれません。
3.寂しがり、孤独を嫌う
基本的に、執念深い人というのは寂しがりなんじゃないでしょうか。
人に対してもの執着してしまうのは、その人を失ってひとりぼっちになりたくない気持ちや、慢性的な孤独感がそうさせているのかもしれません。
逆に考えてみると、執着心がない人というのは、一人でも大丈夫な人か、満たされており、なにかにこだわり続ける必要がない人とも言えるでしょう。
そう思うと、孤独が苦手な人は、頼れる場所や存在をいくつか持っておくと良いのかもしれませんね。
そうすれば、どこかやだれかひとつだけに執着してしまうこともありませんから。
執念深く何かに依存してしまうことは、ときには自分を苦しめます。
4.周りや、相手の反応が気にならない
極端な例にはなりますが、たいして話もしたことのない職場の同僚に好意をもって、相手にプレゼントを渡すとします。
相手は明らかに喜んでいない、むしろちょっと迷惑そうにしているのに、あなたは気づかずに、何度もプレゼントを渡し続けます。
相手はきっと喜んでくれている、これを続ければ、自分のことを好きになってくれるはず。
と期待し、さらにその人を困らせます。
周りから「あの人、困っているみたいだよ。もうやめなよ」と言われても、そんなはずはありません。
と、まるで聞く耳を持ちません。
相手の立場や感情、状況を考えず、自分の気持ちだけで大暴走してしまいます。
これはなかなか極端な例ですが、似たようなことをしてしまうことって、誰にでもありうると思いませんか?
ちょっとギクっとしてしまいますよね。
自分は絶対にこんなことはしないし、過去にもしてこなかった。
と言い切れる人ってあまりいないんじゃないでしょうか。
5.完璧主義者
執念深い人は「完璧主義」もしくは「0か100か思考」ではないでしょうか。
自分にも他人にも厳しく「こうじゃなきゃダメ」「これでなければ意味がない」という考えになりがちで、理想を追い求め続けます。
逆にいうと「こまかいことにこだわらない人」というのは執念深くはならないでしょう。
まぁ、こんなもんでしょ、と少々諦めていたり期待しないということですね。
完璧を求め、こうありたい、こうあってほしいという願望は、いきすぎると人のことも自分のことも傷つけかねません。
完璧主義は、例えば勉強やスポーツなどで、時にものすごい成果を発揮することもあるので一概に悪いこととは言いません。
ですが、とくに対人関係においては、理想は理想としてある程度割り切ったほうが、自分や人にとっても楽なのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?意外と自分にも当てはまるかも…と思うものもあったんじゃないでしょうか。
執念深さ、執着心の強さは、何かものごとを達成するときには良い方向に働くことも多いですが、
対象が「人」となってしまうと相手を傷つけ、トラブルを起こかねません。
執念深いことは悪いこととは言いませんが、その執着心を向ける対象は何なのか?誰かを傷つけたり、
自分を苦しめる原因になってはいないか?いまいちど考えてみる必要がありますね。