あなたは強引な人に振り回されて困ったことはありませんか?そういう人と付き合っていると、心身ともに疲れてしまいますよね。
強引な人は、自分のことをリーダーシップのある人間だと過大評価していることが多く、職場、地域、友人関係など、どこにでもいます。
強引な人はどのような特徴があるのでしょう。
6つの特徴をご紹介します。
【特徴・方法】
1.人の話を聞かない
複数人で集まって話をしているとき、誰かが発言しても、それに対しての反応が薄い人がいます。
ただ反応が薄いだけなら、聞こえなかったのかな?とか、控えめな人なのかな?と思えますが、ひとたび自分が語り始めると雄弁になる場合は、話が違います。
それは、単純に人の話を聞いていないだけです。
このように、人の話を聞かない人は、自分が話す内容は有意義で、意味があり、周りの人間は自分の話を聞くのが当然であり、人の話を聞く必要はないと思っています。
2.人の話を聞いていても自分の話にしてしまう
人の話を聞いていたはずなのに、いつのまにか自分の話にすり替えてしまう人がいます。
「わかる。
そういえば私もこの前ね」なんていう風に自分の話を始めてしまうわけです。
これは、人の話を聞いているようで、頭の中で自分の話を思い出して、その話をしたくてたまらなくなっているのです。
自分の話を始めたら、今まで聞いていたはずの目の前の人の話なんてもう頭にありません。
人の話を聞きながら、いつのまにか自分の話にすり替えてしまうのは、強引な人の特徴と言えるでしょう。
3.自分の価値観を人に押し付ける
皆さんはどんな価値観をお持ちでしょうか。
価値観は人によって違いますね。
年齢、性別、国籍、生い立ちによってももちろん違います。
それなのに「自分の好きなものは他人も好きなはずだ」とか「他人は自分の価値観を理解するべきだ」と考えてしまうわけです。
そうなると厄介です。
前述したとおり、価値観は人によって様々。
相手に理解されない場合があることを知ることも時には必要です。
また、自分が良かれと思ってしたことが、他人にとってはありがた迷惑だということがあります。
自分にとっての価値観や常識は間違っていないと思っているわけです。
そういう人は、居酒屋などで大皿に盛り付けられた唐揚げに勝手にレモンを絞ったり、みんなで食べるはずのたこ焼きにマヨネーズをかけたりします。
唐揚げにレモンはかけるものだろう、たこ焼きにマヨネーズはみんな好きだろうと、それが常識だと思っています。
それが好きではない人にとっては、ありがた迷惑以外の何物でもありません。
4.自分の仕事を簡単に人に頼む
ここでいう仕事は、職場だけでなく、家庭や地域の仕事なども当てはまります。
能力的にできない、時間的にできないなど、自分の仕事を人に頼む理由はいろいろありますが、自分ばかりが忙しいと思っている人がいます。
だから、他の人が暇そうに見えて、人に仕事を頼んでしまいます。
こういう人は、自分が頼んだら人はやってくれて当たり前だと思っています。
断られるかもしれないことなんて頭にないのです。
その思考回路が、自分は忙しいけれど相手は暇そうだと思っていることに繋がるわけです。
このような人は、自分が頼んで相手がしてくれたことに対して、どんな形であれお礼をするという考えがありません。
5.自分が決めたスケジュールに人を従わせようとする
人は生活の中で、色々な場面においてスケジュールというものを作ります。
自分だけが動くスケジュールなら、好きなように決めて良いのですが、そうではなく、周りの人間が関係する場合はその人の意見も聞かなければいけません。
ですが、自分の都合で決めた仕事の日程、旅行の日程など、様々なスケジュールに周りの人間が合わせて当たり前だと思っているわけです。
このような場合、自分が決めたスケジュールに絶対の自信を持っていることが多く、周りの意見は受け付けないという困った状況になってしまいます。
6.後先を考えない
何かをしようとしたとき、それが大きいことも些細なことでも、人はリスクを考えます。
無理やりやっても、失敗するかもしれないと思っているからです。
ですが、後先を考えない人の考え方は違います。
失敗などするわけがないと思っています。
自分のすることに自信があるわけです。
このような人は、失敗するわけがないという考え方と、失敗したとしても挽回できるという考え方を合わせもっています。
他人から見れば非常に危うい考え方ですが、本人にはその自覚はありません。
強引な人に気をつけよう
あなたのまわりにも、このような特徴を持った人が一人や二人、いるのではないでしょうか。
強引な人に付き合っていると本当に疲れます。
ですが、関わり合いにならないわけにはいきませんよね。
このような人とは、どうにか穏便に付き合っていきたいものです。