ファザコンとは、父親に対し子供が強い愛情や執着を持つことをいいます。
ファザコンは女性に多いイメージですが、実は男性も一定数いるのです。
そんなファザコン息子の特徴は、どのようなものなのか気になりませんか。
彼氏や旦那さんを選ぶときも知っておいて損はありません。
今回はファザコン息子の特徴を6つご紹介します。
1.甘やかされて育ちわがまま
1つ目は甘やかされて育ちわがままになっている傾向にあります。
なぜなら、父親のことが大好きになりファザコンになるぐらい、子供の頃から優しく接してもらっている可能性が高いからです。
各家庭の役割として母親が厳しすぎた場合、父が代わりに優しくしてバランスをとっている場合もあります。
欲しいものは何でも買い与えられていたり愛情を父親から存分に注がれていたりすると、調子に乗ってしまうこともあるでしょう。
自分の思い通りにならないことがあるとキレて八つ当たりしてくるなどの特徴があれば、ファザコンかもしれません。
結果として甘やかされて育ち、自立できない子供のようなわがまま息子になっているのです。
2.自分の意見がない
2つ目は自分の意見がないかもしれません。
なぜなら父親の言う通りに行動してきて、自分の意見を持つ余裕がなかったためです。
商品を買うときや進路決定など決めごとをするたびに、父親の顔色を伺い従ってきたのであれば、自分の意志がなくなるのも当然ではないでしょうか。
決めなくても良いことに楽を覚え、何がいいのか判断を仰がれても父親に聞かないと決定できないことになりかねません。
例えば家を買おうとした際に不動産屋に相談しますが、ファザコン男性は違います。
父親に相談します。
あらゆることの相談相手が父親で依存してしまっているのでしょう。
旅行先を決めたり食事のメニューを決めるにも何でも良いと言って自分の意見を言わない場合は、ファザコンの可能性があります。
3.父親が絶対的存在になっている
3つ目に、息子にとって父親が絶対的存在になっている場合もあります。
なぜなら息子は父親が絶対的存在になりかねない環境にいるからです。
例えば父親が良い会社に勤めていて、周囲の誰から見ても社会的成功を収めている場合、父親へのコンプレックスが強くなります。
身近にいる存在の父親が眩しく見えるのですね。
自分の現状と比較し、自信がなくなってしまいます。
「父親は成功者なのに僕は平凡過ぎる」と悩んでしまいます。
他にも父子家庭で育っている場合も同様です。
成長するにつれ様々な人と出会っていきますが、幼い頃よく一緒に過ごす存在で影響を受けやすいのは親です。
母親もいる場合分散されるかもしれませんが、父親のみとなると一人に集約されます。
知らず知らずのうちに、父親が絶対的存在になることも考えられるのです。
「私には妻はいないため、頼れるのは息子だけだ」とばかりに父親からの期待を一身に背負い、プレッシャーに苛まれている可能性もあります。
話の節々に父親のことが出てきたり、父親の言うことが絶対などと発言している場合は、ファザコンかもしれません。
4.父親を崇拝している
4つ目に、父親を崇拝しすぎている可能性も考えられます。
なぜなら、憧れて尊敬しているためです。
息子にとってその父親がヒーローのようにかっこよく映っている場合、自分から父親のことを真似し、言うことを聞こうという気持ちが強くなります。
例えば、憧れの芸能人がいると好きすぎるあまりストーカー化するファンもいるらしいです。
似た感覚で、愛情が行き過ぎて執着までしてしまうのかもしれません。
口を開けば父親の自慢話が出たり、エピソードトークに父親が登場する頻度も多いです。
父親の事を話す時に神かと思うくらい尊敬の念を抱いている場合は、ファザコンかもしれません。
5.父親に認められたくて頑張っている
5つめに、父親に認められたくて日々頑張っている傾向にあります。
なぜなら大好きな父親に褒めてもらうことが、嬉しくて仕方ないからです。
尊敬し崇拝している父親の期待に応えられるように、良い高校や大学に行こうと勉強を頑張ったり、大企業に勤められるよう就活に勤しんだりしています。
自分を磨くために日々頑張っている姿は魅力的ですが、モチベーションが父親のため認められないとやる気をなくすことにもなりかねません。
努力をするきっかけが自分発信であれば問題ないのですが、父親から認められることが目的になっているため、ファザコンと言われてしまうのでしょう。
まとめ
今回はファザコン息子の特徴についてお伝えしました。
父親からの影響を受けやすいのかもしれませんが、素直で純粋なのでしょう。
どこか憎めない部分もあるかもしれませんが、できれば父親だけではなくあなたにも向き合ってほしいですよね。
ファザコン息子かどうか迷った際は、本記事を読み見極めの参考にしていただければでしょう。