理想が高いとは、恋愛で使われることが多い言葉で、自分の身の丈に合わない要求をする人という意味があります。
こんな人と付き合いたい、結婚したいという理想は、誰の中にもあるでしょう。
しかし「理想が高い人」が求める恋愛の特徴は、相手に高いレベルを求めすぎてしまうということです。
相手の容姿、ステータス、性格など、自分の理想とする条件が揃わないと、相手を恋愛対象として見ることができません。
今回は、理想が高い人の特徴についてご紹介します。
1.自己評価が高い
自己評価が高めの人は、理想が高い人の傾向があります。
例えば、自分のことを「絶世の美女」だと思っていたり、または「才能がある」など、自己評価が高い人は、自分の恋愛に見合う相手は、素敵な人だと考えてしまいます。
自分に対してつけている点数が高得点なので、相手も容姿完璧だったり、高収入だったり、高いものを求めてしまいます。
また、自己評価が高いということは「プライドが高い」という可能性があります。
プライドが高い人は、見下げられることが大嫌いです。
付き合う相手からバカにされるのを嫌うだけでなく、付き合う相手のレベルが低いと、周りからの評価が下がってしまうため、それを恐れて理想が高くなってしまうのです
2.異性と付き合った経験がない
異性と付き合った経験がない人は、理想が高くなる傾向がありますが、その理由は2つあります。
1つは、付き合っていない期間が長すぎるほど、相手に求めるものが大きくなってしまうというものです。
「初めての相手はこんな人がいい」「素敵なシチュエーション」で出会いたいなど、妄想がどんどん拡大していってしまいます。
そうすることで、今まで恋愛してこなかったのは、いい出会いがなかった、運命の人が待っているからなどと都合よく考えてしまい、理想が高くなってしまいます。
もう1つの理由は、単純に理想が高すぎるので、自分に見合わないと思った異性を恋愛対象からバッサリと切り捨ててしまっているのです。
それが原因で、異性と付き合った経験がない、もしくは付き合う経験が少ないという状態が続いてしまいます。
それが悪環境となり、恋愛に一歩踏み出せない状態が長期間続いてしまいます。
3.他の人よりも優位に立ちたい
理想が高い人の多くは相手の外見を重視しています。
性格よりも、顔が整っていたり、みんなが可愛いと思う女性、または高身長でスラっとしたイケメンを求めています。
その心理はいたってシンプル。
容姿が素晴らしい人とデートで一緒にいるだけで、みんなから「羨ましい」と自慢でき、優越感に浸ることができます。
相手の異性のことをアクセサリーとして考えている人も多く、周りからの評価を気にしがちな、プライドが高い、理想が高い人に多く見られる心理です。
自分を良く見せたい、他の人たちを出し抜きたいと考えている人は、理想が高くなってしまいます。
4.幸せな結婚がしたい
結婚がゴールだと思っていたり、自分の力ではなく、相手に幸せにしてもらたいと思っている人は、理想が高くなってしまいます。
特に女性の場合は、小さいころから「お嫁さん」になるのが夢な人もいます。
そうすると、理想が高くなり、家庭円満するような条件が揃わないと、結婚することができません。
結婚で絶対に失敗したくない、後悔したくないと考えているので、安定して暮らしていける収入だったり、相手の人が優しい性格じゃないと、恋愛対象と見れないということもあります。
また、理想が高い人の中には、できるだけ「より良い子孫」を残したいと考える人もいます。
頭が良かったり、容姿が抜群の人と結婚すれば、それらの優秀な遺伝子が子どもに遺伝する可能性が高くなるので、結婚相手に求める条件が高くなってしまいます。
5.完璧主義者な人
仕事や私生活でも、高いものを求めたり、美容も完璧にこなさないと気が済まない人は、恋愛に対しても理想が高くなってしまいます。
自分が完璧にこなしているので、相手も完璧なものでなければならないと考えてしまいます。
もちろん完璧な人なんて存在しません。
誰だってどこかに欠点があり、抜けている部分があります。
完璧主義者な人は、そんな当たり前ことにも気づけていない可能性があります。
相手の欠点を発見するたびに「理想とは違う」という理由で、恋愛対象から外してしまいます。
100点満点の人なんていません。
付き合った後に、性格の変化やステータスの向上など、環境が良くなっていくこともあります。
完璧主義者な人は、付き合う前から相手が完璧じゃないと嫌です。
理想が高いのは悪いことではありません。
誰だって芸能人のようなキレイな人、カッコイイ人と恋愛したいと思うのが普通です。
しかし、理想が高いことで、婚期が遅れてしまいます。
下手をしたら、一生結婚できないということにもなりかねません。
結婚は自分と同じような能力、容姿の人とするのが理想です。
そうすることで共に喜び合い、悲しみ合い、お互いが成長することができます。