イエスマンは職場に一人はいるもので、世渡りが良いというより頭が上がらない人という印象を受けます。
イエスマンには共通する部分があり、その部分が典型的な特徴です。
そこで、イエスマンの特徴を紹介します。
1.気が小さい
自分の意見をしっかり相手に伝えるには、ある程度の度胸が必要で特に相手が上司だと、意見を言いづらいところです。
度胸があっても上司に意見するのは難しく、気が小さい人はより一層大変なことになるので、イエスマンになりがちです。
イエスマンは、大きな出世をしないという特徴があり、言いなりな人というマイナスイメージに取られやすいタイプです。
上司に可愛がられたり、目をかけてもらえるタイプは、必要に応じて意見を言い時にはイエスマンになるなど、上手く使い分け世渡りが上手い人です。
一方で、本格的なイエスマンは常に言いなりになるため、軽視されがちで上司からの信頼も低いという特徴があります。
気が小さいと、トラブルや難しい選択を避けたいという考えが優先してしまい、言われたことに賛同する方を選びます。
2.ポリシーがない
自分はこうしたいやこうなりたいなど、ポリシーを持っていると必然的に意見が出てきてイエスマンにはなりません。
しかし、ポリシーがないと別にいいかと判断して、何を言われても返事をします。
ポリシーがないイコール中身がない人と言えるため、上司の方針に心から賛同することはなく、ただ流されているような仕事を行いがちです。
また、イエスマンはポリシーのない人が多いので、時として悪い立場になりやすく周りに賛同していても孤立する場合があります。
孤立する理由として、周りから見るとポリシーがない人ほど何を考えているか分からず、その上イエスマン的な行動をしていると油断できない人に見られます。
ただ、現在でも昔のように上司が権威をかざしている会社があり、イエスマンが当然という職場環境も存在します。
こういった環境だとみんなイエスマンになるので、ポリシーがあってもそれを隠しイエスマンを演じます。
最近は減ったものの、イエスマンを好む職場環境の会社ほど個々のポリシーを活かせないため、人の入れ替わりが多く残る人はポリシーがない人という職場になりがちです。
3.八方美人
イエスマンの典型的な特徴に八方美人という点があり、色々なところで良い顔をするため自然とイエスマンになります。
八方美人な人ほどイエスマンが多く、色々なところで良い顔をしている人ほど裏があります。
その為、イエスマンは裏がある人が多く別の顔を持っているケースが多いです。
八方美人の人は、みんなに良い顔や返事をするのでストレスが溜まり、ストレスのはけ口として裏の顔が形成されます。
言いたいことを直ぐに話す人やイエスマンではない人の場合、良い顔や良い返事より自分の意見を優先するためストレスは少なめで、周りから毒舌な人と思われがちです。
しかし、言いたいことをハッキリ伝えるタイプのため、イエスマンより裏がなくさっぱりした人が多くいます。
自分に賛同してくれる人は、自分にとって良い人と思いがちですが、実は適度に意見を言ってくれる人の方が本当の良い人です。
イエスマンは、どんな時にでも自分に賛同してくれますが、いざという時いなくなったり頼りにならないケースがあります。
いかがでしたか。
イエスマンの特徴は、人間的にマイナスな部分が多いですが、使い分けて意図的にイエスマンをやっている人もいます。
意図的にイエスマンを演じる人は、最初に相手の意見を聞き出しその情報を元に、後から意見をする場合があります。
この行動は、自分を優位な立場にすることが目的のため、良い人ではないと言えます。
その為、同じイエスマンでもどんなタイプのイエスマンか見極めることも大切です。