人を裏切ってはならないと考える人も多いことでしょう。
どんな状況でも裏切ることはできないと、まっすぐな心を持った人も多くいます。
その一方で、自分の利益を優先にどんな行動でも取ってしまおうという考えをする人もおり、このような人の考えを理解できないと感じるときもあるのではないでしょうか。
では、このように人をすぐに裏切っていく人は、どうしてこのような行動をとれるのでしょうか。
今回は、すぐに裏切る人の特徴を紹介していきます。
1.自分の利益が優先である
すぐに裏切る人の特徴として、自分の利益を優先しやすいといえます。
このような人は自分のことしか考えておらず、周囲の状況はきにしていません。
自分がその時に良いと思った判断を取るため、感情や関係性よりも損得で動きやすいといえます。
人が裏切られたと感じる理由の多くは、感情や関係性を重視しているためです。
多少損をしても友人だから、仲間だからという感情があるので、自分が犠牲になってでもその行動を頑張ろうと思うことができます。
しかし、すぐに裏切る人はそのような感情が薄く、利益を優先して動いているので、そもそも人を裏切ったという考えを持っていない場合もあります。
自分の利益を優先するのは当たり前だろうという思考をしているので、裏切りなどを意識せず、平然と人を裏切ることができてしまいます。
2.自分のことが一番大切である
すぐに裏切る人の特徴として、自分のことが一番大切であると考えています。
このような考え方は保身に走る人が多く、どの位置にいれば安全かを考えています。
そのため、その時に一番安全な場所、自分にとって都合のいい場所を探し求め、自分の身が守られるポジションに移ろうと考えているのです。
このような人は自分さえ守れれば良いと考えているので、仲間意識などが薄いといえます。
これまで頑張ってきた仲間という認識はなく、たまたま同じグループに所属していたと考えるのです。
そのため、自分の都合が悪くなれば別の良い条件に移ることをためらわずに、また次の場所で条件が悪くなれば、更に違うグループへと移行することを考えます。
このように、自分のことが大切である人間はすぐに裏切りやすく、周囲との関係性はそもそも意識していない場合が多いのです。
3.自分が中心でなければ気が済まない
すぐに裏切る人の特徴として、自分が中心でなければ気が済まないといえます。
リーダー気質の人に多く、そもそも他の人の下で動くことを非常に嫌っています。
そのため、自分がリーダーであるときは集団のために努力するのですが、リーダーでなくなった途端に興味をなくし、また別のところでトップになろうと考えてしまいます。
このような人のパターンに多いのは、どの集団でもリーダーになろうとすることです。
集団の一員として頑張っていこうと考えるのではなく、自分がリーダーである集団にしか興味がありません。
そのため、別の集団に移った途端、前まで所属していた集団に攻撃を始めることも多く、自分がリーダーではない集団は全てなくなればいいと考えてしまいます。
すぐに裏切る人の中には自分がリーダーでないと満足できない人もおり、自分に従わないものは全て排除しようと考えてしまいます。
すぐに裏切る人の特徴としては、自己中心的であるといえます。
集団ではなく個人としての意識が強く、みんなで進めるという考え方をしていません。
そのため、周囲からは裏切りに見えたとしても本人が全くそんなつもりがない場合もよくあります。
すぐに裏切る人は良くも悪くもあっさりしており、人との繋がりを重視しません。
その様子は関係性を重視する日本人には受け入れがたく、すぐに裏切るというイメージで判断されてしまいます。