外と家との性格が違っていることから、内弁慶といわれることがあります。
しかし同じ内弁慶でも、人によってはタイプが違いますので、ここで紹介します。
1.人見知り
内弁慶な人は初対面の人に対しては、口数が少ないから会話が長続きしないことが多いです。
ただ内弁慶=人見知りではなく、そうでなくても物事を考えてから話すことが多いことから、ビジネストークでなければ会話をするまでに時間が掛かることがあります。
中には本音で話すこともないので、社会人でも挨拶やちょっとした雑談をする人もできますが、家族構成や趣味など自分のプライバシーに入るような内容になってしまうと、口数が少なくなってしまったりトイレ行くふりして、姿を隠してしまうこともあります。
その為、初めて会った印象としては感じが悪いことが多いだけではなく、参加者が多い飲み会やイベントとなると、ほとんど話していないので印象すら残っていないこともあります。
2.人の目を気にしすぎている
内弁慶な人は、意外と色々なことを想像し、慎重に考えて行動する人が多いです。
その為、慎重しすぎる性格ほど人の目や言葉を気にしすぎてしまうことから、会話をする前から相手の反応を想定しますので、言葉数も少なくなってしまいます。
また知っている人だと自分が前に出たり失敗しても気にすることもないですが、知らない人の前ですと相手の反応によっては恐怖感が出てしまうことから、内弁慶な人ほど積極性が低いです。
初対面同士ですとお互いに相手の性格を知ろうと会話の中で探ろうとしますが、内弁慶の人は性格だけではなく会話の内容や態度に対して素早く反応し、必要以上に気にしすぎてしまうことから、仲が良くなるまでに時間が掛かってしまいます。
3.知っている人に囲まれたい
内弁慶な人でも、何度か会って自分と相性が良かったら、自然と友達になってしまうこともあります。
そうしますと自分の事を分かっているからと安心し、本当の自分を出すこともあります。
しかし仲間内で集まっている途中で、1人でも知らない人やとくに仲が良くない人が入ってしまいますと、今まで本当の自分を出していたのが態度が一変し、口数が少なく大人しくなってしまうこともあります。
内弁慶な人は、自分が知っている人に対しては安心し賑やかに話すことがあっても、1人でもそうでない人が入れば急に不安になり話し声も小さくなります。
その為、飲み会など人が集まる際に自分が知っている人がいれば積極的に参加をしますが、知らない人が多くなりますと用事を入れてキャンセルしたり、急に帰ってしまうなどの行動をすることがあります。
4.親や兄弟には本当の自分が出る
学校や職場では大人しく、人の目も気にしますので仕事や勉強も一通り結果を出し、そこそこの評価もあります。
しかし帰宅した後は、人格が変わったかのように1日中部屋着姿で過ごしたり、スマホやTVを見てダラダラとし、自分の意見に合わなければ反抗もするので、他の家族は外と家の姿のどちらが本当なのかと分からなくなってしまいます。
また家族や兄弟に対しては、言葉遣いや態度が悪かったり我儘いうことがあっても、外では一切言わないこともあります。
内弁慶の人は親や兄弟など同じ場所で長く過ごす人たちには、嫌でも自分の本性を知られてしまうだけではなく、安心感な故に大きな態度で接します。
とくに内弁慶の反抗期の子供ほど外と家との態度が違いますが、それだけ家族に心を許して甘えていると思いましょう。
内弁慶の人はほど性格が分かり辛いので、相手も慎重に人格を判断することからお互いに分かり合うまでに時間が掛かります。
しかし本音が出てしまえばそれだけ心を許している人だと分かりやすく、相性が良ければ友達や恋人にすることもできます。
その為、内弁慶の人だと判断しましたら自分が積極的に話してさらけ出しましょう。