心が弱い人の特徴3個

最終更新日:2017年2月5日

世間には、鋼のように強い心を持つ人もいれば、ちょっとしたことで、すぐにくじけてしまう人もいるものです。

また、弱気になってしまっても、立ち直りが早く、再び仕事や学業を頑張ると言う前向きな人も沢山います。

けれど、どうしても心が弱く、もう立ち上がれない、

頑張れないと言うような人には、以下のような特徴もあります。

1.親に甘やかされて苦労を知らずに育った人

例えば、社会人ともなれば、いろいろと辛いこともあるものです。

自分は無実であっても、新人時代には、先輩からクレームをつけられたり、叱られたりすることもあるでしょう。

また、どんなに頑張っても、相手が全く認めてくれない、反対にこいつは出来ない奴だとレッテルを貼られることもあるかも知れません。

しかし、それでもくじけずに、再び頑張る姿勢を取ると言うことも、人間には必要となります。

こういうことを乗り越えて、人間は強くなり、立ち上がることを憶えます。

けれど、心が弱い人の場合には、人から出来ない、あいつはダメだと言うレッテルを貼られると、そこでくじけてしまうことも多いものです。

どうせ俺は何をしてもダメなんだと思い込み、仕事を辞めたり、家に引きこもる人も少なくありません。

そんな人の場合には、家に守ってくれる人がいる=甘やかせてくれる環境があることがほとんどのようです。

社会で周りが厳しくても、家に帰れば温かい食事が用意され、

好きなように過ごせるならば、もう働かなくて良いや、学生に戻らなくて良いと思い込んでしまう人もいるものです。

そのため、子どもが中年になっても仕事が続かず、

家に引きこもってしまうと言う問題を抱えている家庭も世の中にはあります。

2.親に怒られたことが無い人

また、上記のような甘える環境があるような人の場合には、親に叱られた記憶が無いと言うことも少なくありません。

常に親に肯定され、お前は悪くない、世間が悪いと言われて育った場合には、

自分が世界の中心となってしまうため、人と対立してしまうことも多いものです。

それに、自分のことを思って厳しくしたり、注意されたりしたことも、

自分を否定されたと感じてしまうため、責任があるような仕事でも途中で放り出したり、辞めたりする人も多いものです。

周りが自分を認めてくれない、自分は悪くないと言う考えを持って育ってしまうと、

大きくなってから考えを改めるのは難しいため、社会は勿論ですが、

結婚してもトラブルの原因となってしまうことも沢山あります。

3.自分を過大評価している人

それに、上記のような(親が常に傍にいて守ってくれる環境がある)ような人の場合は、

やはり自分を過大評価していることも多いものです。

自分はここにいるべきでない、もっと出来る人間なのだと思い込んでしまうため、仕事もつまらなく感じたり、

人間関係でも、何で俺がこいつらにあわさないといけないなどと感じてしまい、結果的に孤立したりすることも少なくありません。

また、プライドが高く、人に頭を下げると言うことが出来ないため、自分を正当化しようとしたり、

人のせいにしたりするようなケースもあります。

そのため、会社や学校でも浮いた存在や嫌われる存在となり、結局は逃げてしまうようになります。

他にも、心が弱い人には、困難にぶち当たっても、それを乗り越える努力をしないと言う点もあります。

嫌なことは逃げると言う姿勢を、昔から親に教えられて育ったため、嫌なことは逃げれば良いと考えてしまうものです。

これは、親も同じ事であり、いくら家が貧しくても、子どもを言い訳にして働かない母親や、

転職を繰り返す父親の姿勢を見て育った場合には、子どもも逃げれば良いと考えてしまうケースも少なくありません。

困難には立ち向かう、人の意見には耳を傾ける、常に努力をすると言う点をしない場合には、

子どもは嫌なことがあれば、いつも逃げ続けることになる恐れもあります。