数字には強い人と弱い人がいてそれぞれに特徴があり、先天的な部分と後天的な部分に特徴があります。
そこで、数字に弱い人はどんな特徴があるのか、共通点の多い特徴について紹介します。
1.考えるのが嫌い
数字は考えて答えを出す時に多く使われるため、考えるのが嫌いだと数字に対し苦手意識を持ってしまい、数字から避けがちになります。
そうなると、生活をする中で最低限必要な計算しかしなくなり、考える必要がある計算は電卓などを使うようになります。
ちょっとした足し算や引き算、かけ算、割り算などは考えて答えを出す必要がないので、数字に弱い人でも対応できますが、少し考えて答えを出す計算は対応しづらくなります。
中でも、先を読むような計算式だと考える部分が多いので、考えるのが嫌いな人は苦手な分野でもあります。
幼少の頃から考えるのが嫌いなタイプは、数字が苦手で文系が好きという人が多く、考えるより記憶系が得意になりがちです。
また、かなり数字に苦手な人はちょっとした計算も困るケースがあり、この場合は苦手意識から数字を避けているため、余計苦手になっている場合があります。
図形や方程式、証明などは考えて答えを出すので、考えることが好きな人は得意で、考えるのが嫌いな人は苦手になる傾向です。
2.慌てん坊
数字に弱い人は、答えを出す過程で慌ててしまい答えを出せなかったり間違えるケースが多く、慌てん坊という特徴もあります。
慌てると分かっていることでも間違えてしまうので、簡単な計算をミスしたり答えを出すための過程が直ぐ思いつかなくなります。
例えば、買い物をしてレジでお金を出す時、1円など細かいお金も出してお釣りが細かくならないようにする場合、慌てると分からなくなる時もあります。
その為、慌てる人は計算することに対し焦りがちになるので、数字への抵抗感ができやすく数字に弱くなるか、弱いと思い込む可能性もあります。
本来数字に弱くない人でも、慌てると計算をミスする場合もあるので、平常心を保つことは数字を使う時に大切です。
3.先が読めない
数字に強い人は、先を読む事に優れているケースが多くあります。
例えば、将棋が強い人は数字にも強い人が多く、先を読むのが得意という傾向があります。
逆に数字に弱いと先を読むのが苦手なケースが多く、先を読めない場合があります。
考えるのが苦手という特徴と少し似ていますが、3手先や4手先を読むのは考えることプラス計算が必要となるので、考えるのが嫌いだと先を読めなくなり計算も苦手になります。
暗算が得意な人は、数字に強いと良く言われますが、暗算は頭で考えながら計算していくので、考えるのが好きな人や柔軟性のある人程暗算が得意で数字への抵抗もありません。
その為、数字に苦手な人の特徴は、数字に強い人の特徴の真逆的な点が多いと言えます。
ただ、数字に弱い人でも計算に取り組んでこなしていくと、段々苦手意識が無くなり数字に強くなるので、誰でも改善される部分です。
4.固定観念が強い
固定観念が強いと、これは苦手と決めたらずっと苦手になりやすいので、数字が嫌いと思うとずっと嫌いになってしまいます。
固定観念は、どんな事にも悪影響を及ぼすので、なるべく柔軟性を持った考えが大切です。
本当は数字に弱くない人でも、一度失敗して自分は数字に弱いんだと思い込むと、実際に弱くなってしまいます。
逆に数字に強いと思い込めば、本当に強くなるので固定観念が強い人はプラスの方に考えると良い結果を生みます。
数字に弱い人の特徴は、昔から苦手という考えがあり、それが更に苦手意識を強めています。
その為、特徴も考え方的な面や性格的な面が多くあり、考え方一つでいつでも改善できるという点があります。