仕事やプライベートでストレスが溜まり、それを上手に解消できないまま過ごしてしまうと、
精神的に追い込まれてしまい、自分でも自分をコントロールできなくなるほど悪化してしまうことがあります。
そんな精神崩壊している人にはどんな特徴が見られるのかを知り、
早めに周りが気付いてあげられるよう対処しましょう。
1.笑顔がない
皆とワイワイと盛り上がったり、誰もが楽しいと思える環境、状況なのにも関わらず、
全く笑わない、無表情のままという人は、精神崩壊していることがあります。
楽しい場にいるのにも関わらず、笑顔が見られないのは、
その人の中で他のことを考えていたり、放心状態に近くなっている証拠。
楽しくない、楽しめないと思っているのではなく、その場の楽しさを理解出来なかったり、
頭がついて来ないといった状態に追い込まれている可能性があります。
全く笑わない人が周りにいたら、「どうしたの?」「何かあった?」と声をかけたり、
心の悩みや不安を早めに聞いてあげることが必要でしょう。
「なんで笑わないの?」「楽しくないの?」と、追い込むような言葉をかけることは避けましょう。
2.引きこもりがちになる
誘いにのらなくなってきた、会う約束をしていたのにいつもドタキャンされるなど、
その人と会うことが減り、連絡自体取ることが難しくなってきているとしたら、
精神崩壊している可能性があります。
精神崩壊すると、誰かと会ったり外に出ることすら怖くなり、
一人でいた方が気持ち的に楽と感じることが多く、家に引きこもりがちになります。
会う約束をしていたとしても、当日になって急に「ごめん、行けなくなった」と断りの連絡がくることも多く、
その日のその人の精神の状態によって予定が左右されます。
無理に外に出そうとするよりも、まずはその人の家で話を聞いたり親身になってあげ、
理解していること、聞いていることを知ってもらえば、精神崩壊からは脱出できるかもしれません。
3.溜め込む事が多い
不満に思うこと、不安になることが多く、また周りの目を気にするタイプの人は、
精神崩壊の可能性が高くなり、特徴でもあります。
不満に思っていても相手に言えない、不安に思っているけど平気なふりをする、
周りの評価が気になり良い人を演じてしまうなど、無理した状態が続き、自分で自分を追い込むようになります。
発散できないものはもちろん自分の中にどんどん溜め込まれてしまうため、精神的に苦しい状況に。
その苦しい思いすらも吐き出すことができずにいる人は、
自分でも抱えきれなくなり、精神崩壊へと進んでしまいます。
4.何かに依存する
精神的に普通に見える人であっても、崩壊状態にある場合もあります。
例えば誰かに依存していたり、アルコールやギャンブルといったものに依存している人。
こうした人も、実は精神が崩壊していることがあり、普通に見えても普通ではないこともあります。
何かに依存していないと精神を保てない、依存することで気持ちを紛らわしていると考えられるため、
依存先を失ってしまった時、精神崩壊の状態が悪化してしまうことがあります。
見た目、あるいは行動や言葉によって「大丈夫そう」「元気に見える」と思えても、
実は精神崩壊の状態が酷く、依存という行動に走っている人もいるのです。
精神が崩壊してしまうと、様々なことに支障が出てきてしまいます。
見た目、あるいは様子を伺っているだけで精神崩壊していると気付ける人もいますが、
見ただけでは全く気付けないタイプの精神崩壊もあります。
一般的ではない、普段通りではない、最近になって変わったという変化が見られたら、
早い段階で手を差し伸べるようにすると良いでしょう。