「あの人ってすごいなぁ。人間力が高いよなぁ」と自然と思わせてくれる人って、
あなたの周囲にもいるのではないでしょうか。
それではこのタイプの人たちの共通点って何なのでしょう。
今日は「人間力が高い人に備わっている特徴」をご紹介します。
1.寛容さが人並み外れている
人間であれば男女問わず、色々な感情というものが本来備わっているのは当たり前のことです。
喜怒哀楽の感情は人間特有の感情です。
しかし、「おおっ、あの人はすごい」と思わせてくれる、思わず尊敬してしまうタイプの人がいませんか。
このタイプの人は人間力がとびぬけて高いという特徴があります。
とくに「怒」と「哀」はどちらかというと負の感情に分類されますが、
この二つの感情コントロールがずば抜けてできる人というのは人間力が高い人でしょう。
例えば通常の人であれば怒ったりする場面でも、
人間力が高い人は笑みを浮かべて至って寛容に物事に対処します。
また「哀」、つまり哀れみの感情を一般の人がもつ場面では、
人間力が高い人は周囲の人間を元気づける力を備えているのです。
なかなか凡人にはできませんが、これらができる人は人間力が高い人になるわけです。
2.相手の裏の気持ちが読める
人間力が高い人のもうひとつの特徴として、
相手の行動や感情の裏を読める能力を備えているということがあります。
これは並外れたセンサーをもった人でないとなかなか実施するのは困難なことです。
例えば、職場で上司や同僚がとても不機嫌で、なぜかわからないが自分に強く当たってくることがあります。
このような場面で、高い人間力を備えた人は、まずうろたえたり、
相手にやり返したり、復讐心や嫌悪感を持ったりするということはありません。
それどころか、相手を思いやり、「きっと自分には理解できないけど、
この人は何かで苦しんでいる最中なんだろうなぁ」と客観的に対応して、
相手の裏にある気持ちを読み取ることができます。
家族のことで何かあったのだろうか、などと感情の奥を読み取ることができる能力です。
この領域まで達する人というのは稀であるため、一目置かれ、周囲からは必ず人間力が高いと評価されることでしょう。
3.差別や偏見がまったく存在しない
人は育った環境や周囲の状況、自分が関わる社会などで知らぬ知らぬのうちに差別や偏見をもってしまいがちです。
自分でもなぜ特定の人を差別したり、特定の人に対して偏見をもってしまうのか、
というところがわからないという人はじつは意外と多いと思います。
しかし、これら差別や偏見は隠そうとしても必ずどこかのタイミング出てしまい、
その人の根本的な姿を現すことになります。
しかし、人間力の高い人にはこれが当てはまりません。
どんな状況であっても、人間力の高い人と言うのは自分の気持ちではなく、
相手の気持ちや立場を理解しようと誠心誠意全力を尽くします。
そういう過程を経るがゆえに、その人の中には差別や偏見という言葉すら存在しないことになります。
この人間力の高さは人並み外れている能力であるため、
大半の人にとっては難しいことであり、所謂神様の領域に達しなければできないと言っても過言ではありません。
誰だって人に羨まれるくらいの高い人間力をもてればどれだけ誇らしいことでしょう。
しかし、そのためにはそれなりの努力と人間理解力が要求されるということが、
お分りいただけたのではないでしょうか。
上記で説明した高い人間力の特徴を理解し、努力すれば、あなたにだってその道は開かれるのです。
ぜひ頑張って自分磨きしてみませんか。
そうすればあなたも一目置かれ、人生が豊かになるはずですよ。