職場のムードメーカーの特徴5個

最終更新日:2016年5月4日

「ムードメーカー」と呼ばれる人のいる職場は少なくありません。

そして、ムードメーカーのいる職場の方が、いない職場に比べて活気があり、チーム力も高いものです。

ここでは、そんな職場のムードメーカーについて、いくつか共通する特徴を見ていきましょう。

1.ポジティブシンキングな愛されキャラ

その人がそこにいるだけで、職場の雰囲気が良くなるのがムードメーカーなのですから、「明るい」というのが必須の条件になります。

外見上の明るさだけでなく、内面も明るくなければ、ムードメーカーにはなれません。

職場の雰囲気が暗くよどんだものになり、ほかの人がマイナス思考になってしまっているときでも、持ち前のポジティブシンキングを発揮します。

そして、同僚たちを励ますことで、場の空気を変えるのです。

もう1つ忘れてはいけない要素が、「愛されキャラ」であること。

愛されキャラになるためには、明るさプラス「どこか抜けている」という条件を備えている必要があるでしょう。

すべてに完璧でそつのない人は、尊敬はされても、チームのムードを作ることはむずかしいものです。

2.ストレス耐性が高い

ストレスに強いのも、ムードメーカーの大きな特徴です。

これは、どういうときにムードメーカーがその力を最も発揮するのかを考えると、理解しやすいでしょう。

職場の雰囲気が良好な時は、ムードメーカーがなくても問題ありません。

職場内に何か大きな問題が起こったり、思わぬトラブルでメンバーが落ち込んでいるときなどに、

その悪い雰囲気を好転させてくれる人が必要になるわけです。

ですから、ムードメーカーは、アクシデントやトラブルが起こっても、自分は落ち込むことなく、

そのストレスに耐える力を持っていなければなりません「普段は明るいけど、ミスをしたりトラブルに巻き込まれると、人一倍落ちこむ」というような人は、

ムードメーカーとしては失格です。

他の人が落ち込んでいるときにこそ、明るく前向きになれるのが、ムードメーカーです。

3.空気が読める

同僚たちがみんな落ち込んで、あまりに重苦しい雰囲気になっているときに、

一人だけはしゃいで見せたり、あざといほどに明るくふるまったりすれば、その人は職場で浮いてしまうだけでしょう。

そうならないためには、場の雰囲気を読む必要があります。

その上で、自分が浮かない範囲で明るくポジティブにふるまうことができるのが、ムードメーカーの必須条件ということになるでしょう。

「雰囲気を読みながら、自然にその雰囲気を好転させる能力を持っていること」が、ムードメーカーの特徴です。

4.アクティブで、率先して動く

持ち前の明るさだけで雰囲気を変えることは、そうたやすいものではありません。

また、言葉だけで同僚を励ましても、簡単に事態が好転するわけでもないでしょう。

雰囲気を好転させるために必要なのは「行動力」です。

ムードメーカーと呼ばれる人には、「アクティブで、自分から率先して動く」という特徴があります。

何か問題が生じたとき、自分が真っ先にその対応に乗り出します。

そして、時には自己犠牲を払ってでも、事態をよくしようと努力します。

その姿を見た同僚たちが、その動きに同調して、そこにチームプレーが生まれる。

これこそが、ムードメーカーの役割と言っていいでしょう。

5.根が真面目で信頼されている

職場のムードメーカーは、必ずしも人より際立って仕事ができる人である必要はありません。

しかし、根が真面目で、仕事に真摯に取り組む必要はあります。

それは、なぜか。

ちゃらんぽらんな性格の人、いいかげんに仕事をする人は、同僚から信頼を得ることはできません。

信頼できない人が、いくら明るくふるまい、ポジティブに動いたとしても、それに同調する気にはなれないでしょう。

ですから「同僚から信頼されるための真面目さを備えていること」が、ムードメーカーの必須条件になります。

今回は職場のムードメーカーについて、共通する特徴を5点、紹介しました。

ムードメーカーがいるといないとでは、その職場のチーム力が違ってきます。

「自分にもなれるかも」と感じた人は、上記を参考に、ムードメーカーを目指してみてはいかがでしょうか。