特に自分から強く自己アピールをしなくても、自然に多くの人を引きつけてしまうのが、カリスマ性を持っている人です。
そんな誰もが憧れるカリスマ性を持っている人の特徴をご紹介します。
1.常に心に余裕がある
カリスマ性を持っている人の内面的な特徴として、まずあげられるのが
「いつでも心に余裕があって、何があっても動じることがない」ということでしょう。
精神的に大変安定していて、感情が激しく変化することがありません。
人間ですから、喜怒哀楽はもちろんあります。
カリスマ性を持っている人の中には、感情表現が豊かな人も少なくありません。
しかし、感情表現は豊かでも、心の大もとは安定しているのが、ふつうの人とは違う特徴です。
ですから、何か大きなトラブルに遭遇しても、心の余裕を失うことがありません。
したがって、ほかの人が取り乱したり、パニックに陥っているような状況でも、冷静に事態に対処し、打開することができます。
2.話が明確でわかりやすい
人に何かを伝えるときに、適切に確実に伝えることができるのも、カリスマ性のある人の大きな特徴です。
よく「多弁で、おしゃべりだけど、話が理屈っぽくて、何を言いたいのかよくわからない」という人がいます。
こういう人は、話で人を引き付けることができません。
その点、カリスマ性を持っている人は、真の意味での話し上手で、どんな相手に対してもわかりやすいように話をすることができます。
逆に言うと、「どんな相手に対しても、話で相手を納得させられなければ、カリスマ性があるとは言えない」ということができるでしょう。
さらに言うと、声にも個性や魅力がある人が、カリスマ性のある人には少なくありません。
3.専門分野の能力が優れている
仕事でも勉強でも、自分の専門とする分野の能力が優れているというのも、特徴の一つと言っていいでしょう。
上記のような特徴を備えていたとしても、例えば、仕事ができない会社員は「カリスマ性がある」とはみなされません。
自然に人を引き付けるためには、同じ分野の人から尊敬される必要があります。
これは、社会人に限ったことではありません、学生でも同じですし、例えば「家事能力の優れた主婦」なども、同じと考えていいでしょう。
人から尊敬される能力を持っていて、その上で、ほかの特性も備えていてこそ、人を引き付けるための強い磁力を待つことができます。
4.姿勢が良く、目が輝いている
外見上の特徴を紹介しておきましょう。
カリスマ性と顔の美醜は関係ありません。
美男や美女でなくても、強いカリスマ性を持った人はたくさんいます。
では、外見上で必須の要素は何か。
それは「姿勢」と「表情」です。
猫背でいつも委縮したような姿勢をしている人は、貧相な印象を人に与えてしまいますから、カリスマ性を感じさせることはできません。
姿勢が良く堂々とした印象を与える人が、人を自然に引きつけられるのです。
そして、表情。
明るい表情が基本ですが、ポイントは「目」。
目が輝いていて、そこに意志や意欲の強さを感じさせる人が、カリスマ性を持っている人です。
5.人間味あふれ、包容力がある
自然に人をひきつける「磁力」を持っているのが、カリスマ性のある人ですが、その引き付けた人を優しく包み込む力も、同時に備えています。
どんな相手も分け隔てなく受け入れ、人間的な大きさで、精神的に包んであげることができます。
また、人の欠点やミスに対して、寛容な心をもって許すこともできます。
そこには豊かな人間味と、人間としてのスケールの大きさがあると言っていいでしょう。
カリスマ性を持っている人の特徴を、ここでは5種類お話ししました。
お読みになっておわかりなように、カリスマ性のある人は、決して人間離れした特殊な人ではありません。
要するに人間味豊かな、ごく人間っぽい人です。
ということはつまり、誰でも真似することが可能ということ。
カリスマ性を持っている人に近づくことは、誰でもできます。