職場や学校では協調性がある人が求められます。
みんなで協力しあうことで、その場の雰囲気がよくなり、目的を達しやすくなるからです。
しかしなかには協調性に欠ける人もいます。
協調性がある人はどんな特徴があるのかについてご紹介します。
1.付き合いがいい
協調性がある人は自分の都合よりも相手の都合を優先します。
飲み会や食事会、遊びに誘われれば悩むことなくOKの返事をするでしょう。
そういう人を「付き合いがいい」と言いますが、そういう人は協調性があるといえるでしょう。
誰でも自分がしたいことや予定などがあるものです。
ですが、フットワーク軽く、誘われればそちらに付き合うことができるのは、そうしたほうが相手も喜んでくれるだろうし、
一緒に過ごす人達とより親しくなれて、自分にとってもいいことだと判断できるからです。
2.空気を読むのが上手
協調性がある人は、その場の空気を読むのが上手な人に多いです。
周囲が自分になにを望んでいるか、どう立ち振る舞えばいいかがわからなければ、
間違った言動をしてしまい、その場の雰囲気を壊してしまいかねません。
みんなが真面目な時は真面目に、陽気な時は陽気に振る舞うなど、そのときの自分の感情のままに振る舞うのではなく、
周囲の空気を読み取って、その場にあう振る舞いをすることができるのが協調性がある証拠です。
3.スタンドプレーをしない
協調性を大事にするひとは、自分が目立つことは望んでいません。
ですからスタンドプレーもしません。
チームワークを大事にし、みんなでひとつのことを達成することを望みます。
自分の手柄には執着せず、協力しあうことを大事にします。
単独行動はもちろんしません。
協力、フォローしあうことで、自分ひとりの力以上のことを成し遂げることができると信じて、そのことに喜びを見出します。
4.ルールをきちんと守る
どんな場所においてもルールは存在します。
守るべきことや、決まり事というものがあります。
なかには古いルールと感じるようなものもあるかもしれませんが、みんながおとなしくそれに従っているのなら、
自分もそれに従うのが協調性がある人の特徴です。
このルールはおかしいから変えたほうがいいと指摘したり、ルールを無視する人は協調性がないとみなされます。
なかには間違った規則やルールもあるでしょうが、周囲と相談し、話し合い、みんなの理解と支持を得て、
少しずつルールを変えていこうとするのが協調性のある人のやり方です。
基本的にはどんなルールでも、その場所にいることを選んだ以上、規則を守るのが協調性のある人です。
5.臨機応変に柔軟に対応できる
仕事や物事を大勢の人間で取り組んでいれば、予想外のことが起こることもよくあります。
なかには、自分とは違う意見の人の意見がとおり、それに従わなければいけないこともあるでしょう。
そこで対立するのではなく、臨機応変に柔軟に対応することができれば状況が悪化することを防ぐことができます。
感情的にならず、とりあえず相手の意見を受け入れてその場はおさめることができるのが協調性のある人のやり方です。
その場で感情的に白黒つけようとなると収拾がつかなくなることがわかっているからです。
すべての人が協調性があれば、争い事はほとんど起こらないことでしょう。
落ち着いた雰囲気の職場や学校は協調性があるひとたちが集まっているはずです。
ですが、協調性がある人のほうが少ないケースもあります。
友人、恋人、同僚を選ぶ時には協調性がある人のほうがいいと望む人が多いでしょう。
その場合は、協調性がある人の特徴にあてはまるかどうかをチェックして冷静に見極めてみてください。