「あの人は芯が強い」と人から評価される女性がいます。
「自分は芯が弱い」という自覚を持つ人にとっては、「自分もああなりたい」という憧れの存在と言っていいでしょう。
では、芯が強い女性にはどういう特徴があるのか、代表的なものを紹介しましょう。
【特徴・方法】
1.人生の大きな目的や生きがいをしっかりもっている
芯の弱い人は、人からちょっと嫌なことを言われたり、小さなピンチに立たされると、すぐにくじけてしまいます。
それに引きかえ、芯が強い人はそうしたことを意に介さず、力強く前進することができます。
それは、なぜか。
芯の強い女性には、はっきりした人生の目的や大きな生きがいがあるからです。
例をあげましょう。
例えば、「子どもが生きがい。子どもを立派に育て上げることが目標」という女性にとって、
その生きがいを守り、目標を達することが、人生の大きな目的なわけです。
ですから、人から何か嫌なことを言われても、「そんなことは取るに足りないささいなこと」と、聞き流すことができます。
また、逆境に立たされることがあっても、「子どものため」に、その逆境を乗り越えることができます。
2.自分を他人と比べない
精神的に自立していること、つまり、自分の足で一人で立っていることが精神的にできるのも、芯の強い女性の特徴です。
ですから、人のことを気にしません。
人と自分を比較してものごとを考えたり、行動することがないのです。
「流行」を例にとって説明しましょう。
芯の強い女性の中にも、もちろん流行に敏感な人や、流行好きな人がたくさんいます。
しかし、流行を取り入れる際も、自分の意思に基づいて判断します。
自分で考えて「いいな」と思える流行は、積極的に取り入れますが、そう判断しなかった場合は、人からすすめられても流行に乗るということはありません。
つまり、常に自分の意思に基づいてものごとを判断するのが、精神的に自立した芯の強い女性ということができるでしょう。
3.自分の芯の強さを自覚して、それを精神的なよりどころにしている
芯の強い女性は、自分のことをよく知っています。
「自分は芯が強い」という自覚を、しっかり持っているのです。
そして、その自覚を精神的なよりどころ、「自分の強み」にして生きているのです。
そのため、ふつうの人ならたいいくじけてしまうような大きな逆境に直面したときでも、「自分なら乗り越えられる」と考えます。
「芯の強い自分なら、この状況にも負けずに立ち向かえる」という信念を持って状況に対応しますから、実際に乗り越えられてしまいます。
強い自信と自負心によって苦しい状況を打破できるのが、芯の強い女性の共通点です。
4.感情が安定している
そうした自信と自負心を持っていますから、周囲の環境によって、感情が揺れ動くということがありません。
人間は外部から受けるさまざまな刺激によって、感情が変わるものですが、その変化や起伏が、芯の強い人は小さいのです。
人間ですから、時には内心穏やかでないようなこともあります。
しかしその場合でも、セルフコントロールによって感情を安定させることができます。
そうした内面的な安定は、当然、外に表れます。
そのため、「いつも穏やかで、ニコニコしている」という印象を周囲に与えるのが、芯の強い人の外見上の特徴ということになるでしょう。
5.鈍感力がありストレス耐性が強い
小さなことにこだわらず、ものごとに動じないのは、いわゆる「鈍感力」があるためでもあります。
外部からの刺激にいちいち反応しない、いい意味の精神的な鈍さを持っているわけです。
もちろん、ストレスを感じることはあります。
しかし、その感じ方はふつうの人より小さいですし、また、セルフコントロール能力によって、
ストレスを自分で上手に処理することができます。
鈍感力があり、ストレス耐性が強いのが、芯の強い女性の特徴の1つということになります。
ここでは、芯の強い女性の特徴を、5種類紹介しました。
自分の芯の強さをしっかり自覚していて、それを「強み」にしているのが、芯の強い女性です。
だれもが簡単になれるものではありませんが、近づくための参考にしてみてはいかがでしょうか。