誠実な人の好かれる特徴5個

最終更新日:2016年4月16日

誰からも好かれ、尊敬されるのが、誠実な人です。

ということは、誰もがそうありたいと思うタイプの人間ということもできるでしょう。

そんな誰もが憧れる誠実な人の特徴についてご紹介します。

1.約束を守る

誠実というのは、「他人本位で考え行動することができる属性」です。

つまり、自分本位ではなく、相手のことを思い気づかって行動するのが「誠実な人」です。

ですから、その最大の特徴は、「約束を守る」ということになります。

人と交わした約束は、それがどんな小さなことであっても、可能な限りそれを守ろうとします。

不可抗力でどうしても守れない場合ももちろんありえますが、できるだけさまざまな想定をして、

不測の事態が起こってもそれに対応し、結果として約束を守れるように図るのが、真の意味の誠実な人と言っていいでしょう。

多くの人が「誠実な人」と聞いてイメージする「約束の時間を守る」というのも、この特徴の一例です。

遅刻すれば、相手に迷惑をかけてしまいます。

それを避けようとするのが、誠実な人です。

2.記憶力がいい

前項で、どんなに小さな約束でも、全力でそれを守ろうとするのが誠実な人だという説明をしました。

ということは、どんなに小さな約束でも、それをきちんと覚えていられるだけの記憶力が必要になります。

誠実な性格であっても、記憶力が劣っているために約束を忘れてしまい、

結果としてそれを守れなければ、人から「誠実な人」という評価を得ることはできません。

逆に言うと、約束をきちんと記憶しているからこそ、誠実な対応ができます。

相手に対して深い真心を持っていれば、自然にその人との約束を重要視しますから、結果として強く記憶に残るということもあるでしょう。

いずれにせよ、「小さな約束を忘れない記憶力がある」というのが、誠実な人の共通点です。

3.嘘をつかない

「約束を守ること」と並ぶ大きな特徴が、「嘘をつかない」ということでしょう。

人間ですから、つい嘘をついてしまうことは誰にでもあるものです。

どんなに誠実な人でも、生まれてからこれまで一度も嘘をついたことがないということは稀でしょう。

しかし、その数は普通の人よりも格段に少ないですし、また、その嘘も自分のためではなく、人のためにつくケースが大変に多いのです。

「嘘も方便」という言葉があります。

事態を好転させるためにつく嘘、人を助けたり、人を利するための嘘は許されるという意味です。

つまり、誠実な人が稀につく嘘は、「方便」として許されるものです。

言い方を替えると、「方便以外の嘘をつくことがないのが、誠実な人」ということになるでしょう。

4.安請け合いをしない

嘘をつく気はなくても、結果として嘘になってしまうというケースもあります。

約束を守るつもりでいながら、結果、約束を破ってしまうこともあります。

どういうときにそうなってしまうのか。

それは「安請け合いしたとき」です。

相手から何か頼まれたときに、よく考えずに「いいよ」と引き受けてしまい、結果、それを果たすことができなければ、相手は不利益を被ることになりかねません。

依頼主は「こんなことなら、ほかの人に頼めばよかった、引き受けてくれない方が良かった」と思うことでしょう。

真の意味で誠実な人は、そういう事態を招くことがないよう、依頼されたときにその内容を吟味し、自分にできることかどうかを正しく判断することができます。

安請け合いをしないのが、つまり、誠実な人の共通点です。

5.アフターケアをしっかりする

誠実は人には、人から頼まれて自分がしたことに対して、アフターケアをしっかりするという特徴もあります。

人から何か頼まれて、それに対応した際、それをやり終わった時点で完了という意識を持つのがふつうですが、誠実な人はそこで完了したとは思いません。

相手のことを気づかって、その後どうなっているのかを気にかけ、必要に応じてアフターケアをするのが誠実な人の特徴です。

誠実な人には上記のほかにもさまざまな特徴、それもプラス面の特徴がたくさんあります。

プラスの特徴しかないのが誠実な人だということもできるでしょう。

上記の特徴は「人から愛される人間になるための条件」と考えることもできます。

ぜひ、参考にしてください。