パートナーに対する愛情が完全になくなり、夫婦としての関係が終わっている場合、
男と女では抱く感情や取る行動の特徴がちがってくるものです。
ここでは、妻側の心理や行動に注目し、結婚生活が崩壊している女性にはどんな特徴があるのか見ていくことにしましょう。
1.夫のことを生理的に受けつけられなくなっている
女性は夫にまったく愛情を感じなくなると、「生理的に無理」という心理を持つようになるものです。
男性もそうした心理を持つことはありますが、女性の方がずっと、生理的嫌悪感を抱きやすいと考えていいでしょう。
つまり、結婚生活が破たんしている女性の心理的特徴として、
「夫のことを生理的に受けつけられなくなっている」ということがあげられるのです。
夫とのセックスを拒否するのは言うまでもありません。
さらに、夫と食器を共有することを避けるようになりますし、夫の入った風呂のお湯に入ることにも抵抗感を抱きます。
そのため、自分が先に入るか、そうでない場合はお湯を入れなおしたり、シャワーだけですませたりするようになります。
トイレの便座も、使うたびに消毒しないではいられません。
極端なことを言えば「夫と同じ空気を吸うことも気持ち悪い」と感じてしまうのが、
夫婦として終わっている女性の、女性ならではの心理的特徴ということができるでしょう。
2.家事をするのが苦痛
結婚生活が崩壊している場合、女性の多くは家事を拒否したいと思うようになります。
とは言っても、子どもがいれば、家事をしないわけにはいきません。
ですから、子どもに関する家事については、母親の務めとしてきちんと行いますが、
夫に関する家事は最低限のことしかしないようになります。
例えば、子どものためには食事を作っても、夫の分は作りません。
洗濯物も、自分や子供の分はきちんとアイロンがけしても、夫のものはしわがよったままにします。
子どもがいてさえそうなのですから、いない場合は、いっそう強く家事を拒否するようになります。
家事をすることを苦痛に感じ、「徹底して、夫のために行動することを避けようとする」というのが、
夫婦関係の終わっている女性の特徴と言っていいでしょう。
3.夫の休日は外出する
夫のことが生理的に無理になっているのですから、当然、いっしょにいる時間を極力少なくしようとします。
夫が働きに行って、家にいる時間はいいのですが、問題は夫が仕事から帰った後の時間です。
特に辛いのは、夫の休日ということになるでしょう。
ですから、何かと用事を作って、夫の休日は家から出るようにします。
用事がなくても、とりあえず外出し、そのあとで時間の潰し方を考えるのです。
子どもが小さい場合は、子どもを連れて外出します。
とにかく夫の休日は家にいないようにするというのが、結婚生活が崩壊している女性の、行動面の特徴ということになるでしょう。
4.実家へ帰る頻度が多い
これは男性にはほとんど見られない特徴なのですが、夫婦関係が終わっている女性には、
「実家へ帰る頻度が多い」という特徴もあります。
夫との関係が破たんしている状態にあれば、当然心理的ストレスはたまりますし、
夫の存在によって、日々、心が傷けられていると考えていいでしょう。
そういう状態になれば、どこかに「癒し」を求めたくなるのが、自然な人間心理です。
その時、女性の多くは実家に癒しを求めるのです。
実家という、自分ふるさとに帰ることによって、傷ついた心を少しでも癒したいと考えるのが、
夫婦関係の終わっている女性の心理的特徴ということになるでしょう。
結婚生活が崩壊している状態にある女性について、どんな心理的、
あるいは行動面の特徴があるのか、主なものを4種類紹介しました。
既婚の方は参考になさってください。