肩こりが激しい人の原因5個!運動不足で姿勢が悪い!

最終更新日:2018年9月11日

病ではないものの、肩こりに悩む人は少なくありません。

肩こりは中高年に多い症状かと思いきや、小中学生の子供でも肩こりに悩む人もいるのだとか。

肩こりの原因は一体何なのでしょうか。

肩こりが激しい人の共通点ををまとめてご紹介します。

1.同じ姿勢を長時間取り続けている

まだ若くて疲れ知らずなはずこの学生が肩こりで悩んでいるとは信じがたいでしょうが、若くても肩こりに悩む人には共通点があります。

それは、同じ姿勢を長時間とる習慣があるということです。

例えば、勤勉な学生が長時間机に向かって勉強するのも肩こりの原因です。

特に受験を控えた学生は、辛い肩こりに耐えながら猛勉強をしている人も少なくありません。

趣味でプラモデルを長時間作っていたり、屈むような体勢をとってで楽器演奏をしたり、読書をするのも肩こりを引き起こしやすいでしょう。

ですから、デスクワークをしている大人や、歯科治療を施す時に長時間首を傾けなくてはいけない歯科医師にも肩こりを抱えている人は多いのです。

可能であれば、時々休憩を挟んで、少し歩いてみたり、体を動かすようにすると、ひどい肩こりから解放されるでしょう。

2.慢性的な運動不足

肉体労働をしている人と、デスクワークをしている人では圧倒的にデスクワークをしている人に肩こりの人が多い傾向があります。

デスクワークをしていても、仕事終わりにジムやプールに通ったり、早朝にジョギングを日課にして、日頃から運動を取り入れている人は、仕事内容に関わらず肩こりに悩んでいないという報告もあります。

体を動かす事で、血流が良くなり、肩周りの血行も促進されます。

すると、凝り固まった筋肉も程よくほぐれ、コリを感じさせないのです。

また、普段から体を鍛え、筋肉をつけておくと、血流が滞りにくくなり、肩こりが起きにくい体質になります。

運動不足解消は、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病を予防改善するだけでなく、肩こり予防肩こり改善にも有効です。

3.姿勢が悪い

人の体は頭のてっぺんから、足の先まで、骨、筋、筋肉、血管、皮膚で繋がっています。

体のパーツのどこかが不調であれば、違うパーツが不調な部分を補うように働き、不調が長期間続くと、やがて体のバランスがおかしくなります。

例えば、噛み合わせが悪い人は、それを補おうと、普通なら使わない頬の筋肉を過剰に使って、噛む力をサポートしようとします。

すると、その働きに応じて首の筋肉も釣られたり、バランスが崩れて症状が肩や腰など、体のあちこちに表れ始めるのです。

猫背気味だったり、首が前に突き出ていたり、姿勢が悪いと、体を支える首や腰に大きな負担がかかるので、ひどい肩こりで悩む事になるでしょう。

姿勢が悪いことを自覚しているのであれば、姿勢を正すことを意識するだけでも、少しずつ肩こりの症状が改善されていきます。

4.冷え性を抱えている

華奢な女性で冷え性を抱えている人にも肩こりの症状で悩む人が多くいます。

肩のコリ、肩の痛みと体の冷えは密接に関係しているからです。

体が冷えている状態では、血管がギュッと縮小しています。

その為血流が悪く、肩周辺の筋肉もギュッと縮小した状態になってしまいます。

冷え性とまではかなくても、冷たい飲み物が好きだったり、冷房の効いた場所にばかり居てら体を冷やす行動をしている人も肩こりが起きやすいので要注意です。

健康志向な人は、体を温めることが体に良いことを知っていて夏でも温かい飲み物や、常温の飲み物を摂取しているので肩こりに悩むことが少ません。

体を冷やさない生活習慣に改善してから、肩こりがなくなったという人もたくさんいます。

5.胸が大きい

これは女性特有ですが、胸の大きな女性はそうでない人に比べて、肩こりに悩まされることが多いでしょう。

胸の重さは人それぞれですが、大きい人だと片方で1キロ〜2.5キロ、両方で5キロ近く重さがある人もいます。

もちろんそれ以上の大きさ、重さの人もいますが、そんな重りを肩からぶら下げていると考えてみて下さい。

それも1年365日、四六時中です。

考えただけでも肩が凝りそうな話です。

今は胸を安定させる下着や、重すぎる胸をサポート出来る下着、締め付けない楽な下着など、機能性が高いサポート下着がたくさん流通しているので、そういった下着を着用することで、少しは肩こりが楽になるのではないでしょうか。

胸が大きい女性は、胸を支える筋肉を鍛えることも肩こり改善には有効です。

肩揉みやマッサージでは、一時的に症状から解放されますが、肩こりの原因を知らない限り、肩こりの予防改善は出来ず、凝ってはほぐし、凝ってはほぐしの繰り返しになってしまいます。

肩こりの原因の多くは、些細な生活習慣の中にあります。

生活習慣の積み重ねが原因だからこそ、症状をなくするには時間がかかりますが、自分の肩こりのタイプを知ることで改善策が見つけられるでしょう。