金の亡者の意地汚い特徴8個

最終更新日:2018年3月17日

とにかく金銭至上主義であり「金の亡者」と呼ばれる人達。

単にお金が好きというレベルを超えており、一般人には理解できない部分も。

彼らの特徴とはどのようなものでしょう。

1.お金自体が目的になっている

お金は一般には「手段」であり、旅行に行きたいのでお金を貯めるとか、貧しくて少しでも食べたいのでお金を節約するとか、何かしらの「目的」のために使われます。

ところが「金の亡者」と呼ばれる人々では、特に何かがしたいとか、何かができない状態を解消したいなどの目的ではなく、お金をたくさん得る事自体が目的になっているのです。

「手段と目的を取り違えるな」とは、世間においてよく言われることですが、正にそれを体現してしまっているのも彼らです。

2.お金のことでしか満足感を得られない

一般には、お金以外のことで「満足感」を得ている人も多いものです。

社会的立場などもお金だけでは得られないものが多いですし、友人づくりや、良いパートナーを得るなども金銭ではできないことですね。

一見してお金がかかりそうなこと、例えば会社を作り成功するなども「お金だけ」ではできません。

「金の亡者」たちでは、とにかくお金を得ることで満足してしまい、他のほとんどのことには案外興味がなかったり、空虚感を感じていたりするものです。

3.お金がないことへの恐怖心が強い

潤沢な資産があれば、よほどのことがない限り、困窮してしまうことはありません。

このことは誰でも分かっており、そのため貯蓄をしたり、節約したり、適度に投資をしたりします。

「金の亡者」においては「お金がなくなってしまったら大変だ」という気持ちが非常に強い人も多く、ある意味では「健康オタク」などとも似た部分があります。

一種の強迫的な心理ともいえて、同情できる部分もあるでしょう。

4.身内などの影響を非常に強く受けている

人間は、やはり身近な家族などの影響を受けやすいものです。

例えば、およそ裕福とはいえない家庭で育った場合など、父母がいつも「とにかくお金がなくては話にならない」などの言葉を発している場合があります。

すると本人も、いわば無意識的に「お金がいちばん大事なのだ」と思い込んでしまう現象も生じます。

また、成り上がり系の経営者のもとで働いた経験が長い場合など「とにかく稼ぐんだ」などの言葉を日々浴びせられてしまい、それに強く影響される人もいます。

このあたりは紙一重であり「そんなことはない」と親や経営者などを反面教師にする人もいますが、シンプルに同調してしまう人もやはりいるものです。

自分の意志というよりは、周囲の影響により「金の亡者」と化してしまう人もいるのが事実です。

5.孤独感を感じている

同じ趣味を持っている人や、考え方が似ている人、似たような仕事をしている人と仲良くなり、時折励まし合ったり、時には競い合ったりするのも人間です。

しかし「金の亡者」どうしが仲良くなるかといえば、これは難しいことです。

「競争心」は生まれるとしても「連帯感」などは得られないものです。

実は内心で非常に強い孤独を感じていることが多いのも「金の亡者」です。

該当する人の目を見ると、どこか寂しそうなことも少なくありませんね。

6.資本主義社会を、過剰なまでに賛美する

現代日本やアメリカは資本主義社会ですが、そうでない国ももちろんありますね。

資本主義でない場合、金の亡者となりたくても、なれません。

強制的に平等な生活を強いられる社会もあります。

「金の亡者」たちでは、自分たちを支える基盤である「資本主義」を過剰なまでに賛美する傾向があります。

自身のアイデンティティ保持のために、それが必要不可欠だからです。

7.そういう意識がない

「金の亡者」たちが「自分は金の亡者である」と考えているか?これは微妙なところです。

むしろ「皆、なぜもっとお金にこだわらないんだろうか?」などと「周囲がおかしい」と考えている人もいます。

一般にいえば「お金は大事だが、それにばかり固執していてはつまらない、見苦しい」などと考えるものですが、彼ら「金の亡者」では、いわば呼吸したり、ものを食べたりすること同様に「お金をたくさん得ること」が常識となっており、自身では意識できないほどになっているのです。

8.寄付をしようと考えない

欧米の大金持ちなどでは、様々な機関や個人に「寄付」をする人も多いものです。

しかし「金の亡者」ではそのような考えが起きません。

自分が得たお金はあくまでも自分のものであり、自分、あるいは家族以外には決して渡さないのです。

「納税」はするとしても、納税に疑問や不満を感じていることが多いのも「金の亡者」で見られる特徴です。

「金の亡者」は、一般に魅力的ではなく、いやがられることも多い存在ですね。

このように見てきても、彼らからは人間として得るものが少なく、配偶者にでもならない限りはお金ももらえません。

せいぜい「お金の稼ぎ方」を学べるぐらいでしょうか。

なぜそこまでお金に固執するようになったのか、聞いてみるのは面白いかもしれません。

しかし、あなたとそういう話をすることが「自分にとって金銭的にメリットがない」と見なされれば、話は切られてしまうかもしれませんね。

あるいは、何らかの金銭的メリットが得られそうなら、思わぬ方向に話を誘導されることもありえます。

ともかくも、お金に固執しているのが「金の亡者」です。