何でも被害者面する人っていますよね。
社会に出れば仕事や人間関係で理不尽なことは確かにたくさんあります。
本当に被害者としてみんなから同情されることも時にはありますが、いつでも被害者面する人はそれとは違いなんでもかんでも自分が被害者として同情を買いたがります。
そんな被害者面する人についてご紹介します。
1.環境のせいにする
被害者面する人の特徴は、何をおいてもまず最初に環境のせいにすることです。
会社組織が腐っているから自分の仕事がうまくいかない。
ママ友グループから私が妬まれているから友達ができないといった具合で、本来は自分はうまくいくはずなのに環境が悪いせいでうまくいかない。
自分だけが割を食っているといる論調で被害者面をしつもしています。
往々にしてそのような人は、転職して会社が変わっても、引っ越してママ友グループが変わっても同じようなことを言い続けるので、原因が本人にあることが多いです。
2.都合のいい話しかしない
被害者面する人は、環境や対人トラブルについて語るときに自分に有利な都合のいい話しかしない傾向にあります。
「休日出勤させられた」「いきなり睨み付けられた」とだけ聞くとかわいそうにと思ってしまいがちですが、やむない理由で休日出勤した後に代休をしっかり取っていたり、本人が先に嫌がることをしたから睨まれたという結果だったりと物事の全体像を語らずに一部だけを切り出して自分を被害者に見せるというテクニックを、被害者面する人は多用するので注意が必要です。
3.話を盛る
被害者面する人は自分がかわいそうに見えるように主観で話を盛ります。
「上司に暴言を吐かれた」「嫌がらせを受けた」などは大概思い込みだったり誇張されていると思って話を聞く必要があります。
上司の暴言と言ってもきつく注意されただけだったり、嫌がらせ自体が本人の勘違いなことすらあります。
被害者面する人の被害談は5割引くらいで聞くほうがよさそうです。
4.自分では何もしない
被害者面する人の特徴は自分では解決の為の努力を何もしないことです。
人のせいばかりにして自分で努力しないので、同じ状況が延々と続きいつまでも被害者面をし続けることになります。
「部下が使えなくて足を引っ張る」「クライアントが無理難題を言ってくる」などが本当だったとしても、本人ができることが少なからずあるはずです。
一般の人が愚痴をこぼしながらも改善の努力をしている時に、被害者面して何もしないから状況が変わらないと言えます。
5.悲劇の主人公になりたがる
被害者面する人は人のせいにすることで自分が努力したくないのを棚上げしているという他に、悲劇の主人公として注目されたいという自意識が原因の場合もあります。
こんなに大変な職場環境なのに奮闘している、近所からこんな嫌がらせを受けているのに頑張って主婦をやっているという、自分なりの悲劇のストーリーを作り上げています。
勝手に悪役にされる周囲にとっては迷惑極まりないですが、「へー、大変ですね」「負けずに頑張って」と言われたいだけなので単純と言えば単純です。
6.理屈で諭されると泣いたり拗ねる
このような被害者面する人は、周囲や目上の人から理屈で諭されたりガツンと言われると言い訳できなくなって黙ります。
今まで自分が被害者になることで立場を作ってきたので、どうしようもなくなってシクシク泣いたり、全てを放り出して不貞腐れたり拗ねたりします。
結果、見かねた周囲が「泣かないで元気出して」「気を取り直してがんばろう」と優しい声を掛けてしまうのでまた同じような被害者面を繰り返すのですが、結局最終的には信用されなくなるのは当然です。
いかがでしたか?被害者面する人の特徴は、自分を棚に上げてなんでも周囲のせいにする人です。
もちろんストイックに自分で責任を負い続けながら生きるのは大変ですが、一般の人でも、なんでもかんでも被害者面する前に自分で動くように心がけたいですね。