新しい物事を始める時、プロジェクトに行き詰った時、このような場面に陥ってしまうことはよくあることです。
その時に必要になるものが発想力ですが、直ぐにアイデアが浮かぶ人もいれば、なかなかアイデアが浮かんでこない人もいます。
新しいアイデアを生み出すために必要な発想力ですが、その発想力がある人と無い人では、どこが違っているのでしょうか。
今回は、発想力が無い人の特徴をご紹介していきます。
1.視野が狭い
発想力が無い人の特徴としては、視野が狭い事が挙げられます。
当然ながら、目で見ることの視野ではなく、物事を捉える視野のことです。
発想力が豊富な人は、物事を様々な角度から捉えることができる人です。
そのため、一つの物事であっても、主観的な目線、客観的な目線などから、あらゆる角度で判断することができるでしょう。
一方で、発想力が無い人は、自分の主観だけで判断することが多くあります。
自分はこのように思う、の1視点しか持っておらず、客観的に物事を見る人と比べると、当然ながら見る角度が少なくなってしまいます。
そのため、アイデアの数が少なく、発想力が無い人になってしまいます。
2.常識から抜け出せない
発想力が無い人の特徴としては、常識から抜け出せないことがよくあります。
発想力とは、言い換えれば、今までにないアイデアを出すことです。
そのため、常識にとらわれやすい人は、発想力が乏しくなってしまう事がよくあります。
これまでに誰かがやっているようなアイデア、以前に実現されているアイデアなどでは、新しい発想とは言えないでしょう。
常識から抜け出すことができないから、既存の発想しか生まれてこないのです。
一方、発想力のある人は、常識にとらわれません。
誰もがありえないと思うようなアイデアでも躊躇なく発言し、
時には実現不可能だと思えるようなアイデアも飛び出してくるでしょう。
しかし、実現不可能だとしても、そこから発展させることができる場合もあり、
常識にとらわれない事は、発想力を養うには不可欠です。
もし、発想力が無いと悩んでいるのであれば、常識から抜け出せていないのかもしれません。
3.自分の考えを持っていない
自分の考えを持っていない人は、発想力の無い人になりやすくなります。
発想力にも色々ありますが、多いのは自分の考えから派生させるものです。
自分が実現したいもの、気になっていることなどを思いうかべ、そこから新しいアイデアを産み出していくのです。
そのため、発想力を鍛えるには、物事を考える力が必要になります。
しかし、自分の考えを持っていない人は、他者の考えでしか判断できません。
そうすると、自分が持つ知識は誰かの考えであり、新しい発想とは言えないでしょう。
どれだけ知識を振り絞ったとしても、所詮は誰かの後追いにしかなっていないのです。
4.物事を組み合わせることができない
新しい発想は、違う物事の組み合わせで起こることがよくあります。
これまで全く関係無かったものを組み合わせることで、新しい物を作り出すのです。
しかし、物事をうまく組み合わせることができない人は、新しいアイデア、奇抜な発想を行う事ができません。
発想力を伸ばすには、既存の物を活用し、新たな物を創り出すのも1つの手段です。
いかがでしたか。
発想力の無い人に共通していることは、考えることが少ないことです。
色々なパターンをシミュレーションしたり、既存のアイデアにとらわれない新しいものを生み出したり、
とにかく考え続けることが大切です。
時にはありえない考えや、常識とは違った考えも生まれるでしょうが、
その事が発想力であり、発想力を養うためには、考え続けることが大切です。